鹿島のポポヴィッチ監督が2日、福岡戦（3日、ベススタ）を前にオンライン取材に応じた。前節の磐田戦から今季初の中3日で臨む水曜開催。ルヴァン杯も控える今月は連戦が続くものの、指揮官は「私は福岡戦のことしか考えていないし、4月に何試合あるかというのは全く興味がない」と強調。「誰がケガするのか、誰が出られないのかということは、もちろん先のことなので分からない。だからその先のことを考えるんじゃなくて、目先の試合にまず100％の力で臨んでいくことの方が優先だと思う」と話し、今季初の3連勝が懸かる次戦に全力を注ぐ姿勢を示した。
磐田戦はFW鈴木優磨がPKで奪った1点を守り切り勝利。後半の苦しい時間帯も相手の反撃に耐え、「我々があの試合をものにできた一つの大きな理由は、やはり高い集中力を保てたこと。常に練習から求めていたことが生きた形になった」とうなずいた。長谷部体制5年目の福岡に対しては「成熟しているし、堅いチームに仕上がっている」と完成度を警戒した上で、「この試合もしっかりと集中力を保つこと、一瞬の隙も見せないことが凄く重要になる」とポイントを挙げた。
◆鹿島ポポヴィッチ監督 連戦も3連勝へ全力投球 「目先の試合に100％の力で」あす福岡戦(スポニチ)
