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2024年5月28日火曜日

◆予選メンバー外も…まだ「パリ五輪行き」があり得る国内の5名(Qoly)






カタールで行われたU23アジアカップを制したU-23日本代表。ここからはパリ五輪に向けて動き出すことになるが、今から気になるのがメンバーであろう。

パリ五輪に登録できるメンバーは18名。もしここにオーバーエイジの3名が加わるとなると、実質15枠を巡った厳しい争いとなる。

U23アジアカップに出場した23名とクラブの事情で呼ばれなかった海外組が中心となるが、わずかな可能性ながら国内から滑り込みを果たす選手がいるかもしれない。

6月に行われる欧州遠征メンバーの発表は30日。ここでは、U23アジアカップに出場しなかった国内組の中からパリ五輪でメンバー入りするかもしれない有望選手たちをお届けしよう。


松村優太



所属クラブ:鹿島アントラーズ

“伊東純也の後継者”として期待がかかる松村優太もまだ候補になり得る存在だろう。

名門・静岡学園で「10番」を背負い全国制覇した逸材は、「和製アザール」と形容された高速ドリブルが魅力。その脚力は日本屈指で、今季のJ1リーグでも上から5番目に速い34.9km/hを記録している。

U23アジアカップには選出されなかったものの大岩剛監督のU-23代表には定期的に招集され、昨年11月に行われたアルゼンチン代表との強化試合ではゴラッソも決めた。

得意とする両ワイドには好敵手が揃うが、スピードという点では彼が一枚抜けている。その個性を武器に滑り込みを狙いたい。


染野唯月




所属クラブ:東京ヴェルディ

U23アジアカップを制した日本代表だが、FW陣を見渡すとエースの細谷真大(柏)は大会を通して不調。控えの内野航太郎(筑波大)もまだ19歳と若く、得点という個性はあるもののできることが限られるために心許ない面がある。

染野唯月はその不安を一掃してくれる存在になるかもしれない。尚志高から2020年にプロ入りした22歳のストライカーは、今季16年ぶりにJ1へと復帰した東京ヴェルディでエースとしてチームを牽引している。

もともとは鹿島アントラーズでプロ入りし、現在も保有権は鹿島にある。その鹿島のレジェンドである大迫勇也(現ヴィッセル神戸)を高校時代から憧れとして公言しており、収める技術や攻撃の万能性において憧れへと近付きつつある。

またプロ入りからゴールを記録した試合は21試合無敗という“不敗神話”もあり、彼が選ばれれば本大会のラッキーボーイ的な存在にもなり得るかもしれない。



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