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2024年7月18日木曜日

◆【独自】佐野容疑者「間違いありません」サッカー日本代表 性的暴行疑いで逮捕(テレ朝news)






佐野容疑者と、山本容疑者、竹内容疑者の3人は同学年。岡山県津山市で活動するジュニアサッカークラブのチームメートでした。高校は全員別々で、佐野容疑者は、鳥取県のサッカー強豪校に進学しました。


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◆【独自】佐野容疑者「間違いありません」サッカー日本代表 性的暴行疑いで逮捕(テレ朝news)





サッカー日本代表の佐野海舟容疑者(23)が、女性に性的暴行をしたとして逮捕されました。

佐野容疑者は、サッカー日本代表として、今年のアジアカップに出場。今月、J1・鹿島アントラーズから、ドイツ1部リーグ・マインツへの移籍が発表されていました。21日からはチームに合流し、背番号『6』を背負う予定でした。

捜査関係者によりますと、佐野容疑者は、13日に六本木で、男女5人で飲食をしていたといいます。佐野容疑者といたのは、同じく不同意性交等の疑いで逮捕された山本泰己容疑者(24)と、竹内迅人容疑者(23)。3人は知人です。残りの2人は、男らの知人女性と、通報した30代の女性です。5人は、六本木から文京区のホテルに移動しました。ホテルで飲み直しをしていた5人ですが、そのうち男らの知人だった女性は帰宅し、残ったのは容疑者3人と30代女性1人でした。

14日午前4時過ぎ、30代女性が110番通報しました。通報を受け、ホテルに駆けつけた警察官が、ホテルを出た佐野容疑者ら3人を確保。その後、逮捕しました。

佐野容疑者と、山本容疑者、竹内容疑者の3人は同学年。岡山県津山市で活動するジュニアサッカークラブのチームメートでした。高校は全員別々で、佐野容疑者は、鳥取県のサッカー強豪校に進学しました。高校卒業後、FC町田ゼルビアに加入。2023年に、鹿島アントラーズへ移籍しました。

鹿嶋市で行きつけだった飲食店の店主らは、こう話します。

『レストラン野口』の店主
「真面目そうな感じの人じゃないですか。残念としか言いようがないですね」

『御食事処 たる平』の女将
「印象は見るからに寡黙ですね。3、4人で来ていても、話を聞いている感じです。彼女かな、1回、見えたことがある。去年かな」

守備的ミッドフィルダーの佐野容疑者は、試合をコントロールするボランチとして、レギュラーの座をつかみ、日本代表に招集。そして今月、ドイツ1部リーグ・マインツへの完全移籍を発表しました。

逮捕を受け、所属していた鹿島アントラーズは…

鹿島アントラーズ
「既に移籍手続きは完了しておりますが、元所属選手に関する事案であるため、クラブとしても、大変、憂慮しております。事案の性質上、クラブでは詳細について把握できないため、今後の状況を注視してまいります」

ドイツの大衆紙は「ブンデスリーガのスター、性的暴行で逮捕」との見出しで報じ、今月21日から、トレーニングを始めることになっていたが、実現しそうにないとしています。

マインツのコメント
「新加入の佐野海舟が、母国で逮捕されたという日本のメディアの報道に、マインツは驚いている。情報が不足しているため、評価やコメントはまだできない。できるだけ迅速に、かつ包括的に問題を解決するよう努めたい」

◆佐野海舟容疑者とは、どんな選手なのかでしょうか。

岡山県出身で2019年に当時J2・町田ゼルビアでプロ入り。2023年にはJ1・鹿島アントラーズに移籍。11月のミャンマー戦で日本代表としてデビューします。

そして、今月、アントラーズからドイツ1部リーグ・マインツへの移籍が決まっていて、「日本を代表する選手になれるよう、全力で頑張ります」とコメントしていました。
  
佐野容疑者のほかに逮捕されたのが、いずれも都内在住の会社員・山本泰己容疑者(24)、自称アルバイト・ 竹内迅人容疑者(23)。3人は同じ岡山県出身で、かつて、同じジュニアチームでサッカーをしていました。

事件に至るまでの行動を改めて整理します。
捜査関係者によりますと、今月13日、六本木で、佐野容疑者ら3人と、女性2人が会食していました。被害者ではない方の女性は、男らと知人でした。会食後、文京区のホテルに5人で移動し、部屋で飲みなおしていたそうです。その後、被害女性でない方の女性が、先にホテルから1人で帰宅。部屋に残った佐野容疑者ら3人が、被害女性である30代女性を性的暴行したとみられています。
      
被害者は14日午前4時過ぎ、「性的暴行を受けた」と110番通報。その後、3人がホテルの中や、ホテルから出てきたところで、それぞれ逮捕されました。


◆社会部・石出大地記者から捜査の最新情報です。
   
捜査関係者への取材で、佐野容疑者らの供述が新たにわかってきました。佐野容疑者は「間違いありません」などと、容疑を認めているということです。山本容疑者は同様に「間違いありません」と話す一方で、「1人だけだったら同意はあった」と自分に対してのみ同意があったと考えている旨の供述をしているということです。一方、竹内容疑者は「納得できない」といった容疑を否認する趣旨の供述をしているということです。

3人は、サッカーのチームメートで幼馴染だったわけですが、供述としても「地元の幼馴染のような関係で、交友関係がずっと続いていた」といった話をしていることがわかりました。

その一方で、3人と被害女性の関係についてですが、友人といった深い関係性ではなく、知り合ったばかりの間柄だったということです。事件現場となったホテルについては、長期間にわたっておさえられていたわけではなく、予約された日数は短期間で、容疑者側が予約していたもので、警視庁は、どういった経緯で六本木から文京区のホテルに移動したのか、そして、ホテル内で何があったのかなど、慎重に調べていく方針です。