「自分がPKを決めていれば、もっとチームに余裕を持たせられたと思うし、こういうゲーム展開にならなくて済んだと思う。そこはやはり責任を感じているし、決めなければいけないという、そういった悔いは残っている」
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◆フェイエノールト上田綺世が痛恨のPK失敗「まったく気にしなかったと言ったら嘘になる。動揺も悔しい思いもあった」(ゲキサカ)
[10.2 欧州CLリーグフェーズ第2節 ジローナ 2-3 フェイエノールト]
ゴール右を狙った豪快なシュートは相手ゴールキーパーのセーブに遭った。フェイエノールトFW上田綺世が痛恨のPK失敗。「自分のPKを見つめ直さないといけない」と反省の言葉を述べた。
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日にリーグフェーズ第2節を開催した。フェイエノールト(オランダ)は敵地でジローナ(スペイン)と対戦。上田は3トップの真ん中の位置でスタートのピッチに立った。
すると、フェイエノールトは2-1で迎えた前半35分にMFクインテン・ティンバーがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。この絶好のチャンスでキッカーを務めたのが上田だった。
上田は左斜め後ろから助走に入ると、やや丁寧なキックでゴール右へシュート。パンチ力のある強烈なボールだったが、ジローナGKパウロ・ガッサニーガに読み切られ、欧州CL初ゴールとはならなかった。
「コースも甘かったし、なんかこう、蹴り方だったり、こういう大事な場面で決められるようなPKを練習しなければならない」
上田のPK失敗で追加点を重ねられなかったフェイエノールトは、その後、後半28分に同点被弾。同34分に相手のオウンゴールでなんとか勝ち越しに成功し、3ー2で勝利を収めた。
「自分がPKを決めていれば、もっとチームに余裕を持たせられたと思うし、こういうゲーム展開にならなくて済んだと思う。そこはやはり責任を感じているし、決めなければいけないという、そういった悔いは残っている」
上田は「(PK失敗については、)まったく気にしなかったと言ったら嘘になるし、もちろん動揺も悔しい思いもあった。そこで試合は終わりじゃないし、その分じゃないけど、自分で取り返そうと思ってプレーはしていた。攻撃でも守備でもチームに貢献したいという思いだった」とジローナ戦を振り返った。