「町田対策をしっかりしてきました。町田は高さがあるけれど、そこは自分の存在感を示すところ。自分がやられなければ失点はしないと思いながらプレーしていました」
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◆【鹿島】植田直通がリーグ全試合フルタイム出場。「自分がやられなければ失点しない」(サカノワ)
◆【鹿島】植田直通がリーグ全試合フルタイム出場。「自分がやられなければ失点しない」(サカノワ)
町田にリベンジを果たして締めくくる。
J1リーグ鹿島アントラーズは12月8日の最終節・FC町田ゼルビア戦で3-1の勝利を収めて、リーグ5位で全日程を終えた。
植田直通(Naomichi UEDA)はリーグ全38試合フルタイム出場を果たした。柴崎岳の不在時はキャプテンマークを巻き、チームを最終ラインから鼓舞し続けた。
ホームでの町田戦を終えたあとは、「序盤に先制できて、追加点を挙げてという形で、優位に試合を進めることができました。警戒していたセットプレーでやられてしまったのは残念ですが、しっかり勝利で締めくくることができたのは良かったと思います」と、3月にアウェーで敗れていた相手からの勝利を喜んだ。
「町田対策をしっかりしてきました。町田は高さがあるけれど、そこは自分の存在感を示すところ。自分がやられなければ失点はしないと思いながらプレーしていました」
より攻撃に比重を置いた戦いのなか、植田も試行錯誤を続けた1年だった。ある意味では、シーズンの集大成を示せたとも言えたカシマスタジアムでの2024シーズン最終の町田戦となった。
この1失点を課題に、このチーム全体で掴んだ白星を誇りに。30歳になった植田が2025シーズン、より逞しくタフに鹿島の勝利のためだけに体を張って戦う。