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2024年1月30日火曜日

◆「スバラシイネ!」「スゴイ!」鹿島ポポヴィッチ監督が熱血指導で盛り上げる 宮崎キャンプ7日目(スポニチ)



ランコ・ポポヴィッチ


 鹿島は29日、宮崎キャンプ7日目を行った。1部は午前9時30分から約2時間の全体練習を実施。今季から指揮を執るランコ・ポポヴィッチ監督(56)は自ら実演するなど熱血指導し、練習後には報道陣の取材に応じた。

 冒頭は選手たちとのハグから始まり、円陣での青空ミーティング後に技術練習やミニゲーム、実戦形式を実施。ポポヴィッチ監督は「スバラシイネ!」「スゴイ!」と日本語を交えながら、選手へ積極的に声を掛けた。

 「いい雰囲気で練習を進めることができている。この時期だからミスがあることはノーマルなこと。そのミスにどのようなアイデア、意図が詰まっているかが大事。そのようなミスには“狙いはいいぞ”と声を掛けるようにしている」

 キャンプでは新しい戦術やシステムを落とし込む日々が続く。「選手にとっては退屈だなっていう練習もあると思うが、ポゼッションやゲームの中で戦術や細かいところを詰めることも大切。選手を退屈させずに、重要なところを理解させる」と指揮官。この日は2部の全体練習を午後4時から行う予定で、来月23日の開幕に向けて仕上げていく。








◆「スバラシイネ!」「スゴイ!」鹿島ポポヴィッチ監督が熱血指導で盛り上げる 宮崎キャンプ7日目(スポニチ)





◆「思っていた以上」鹿島の新ブラジル人MF、日本語に衝撃!ただサッカースタイルには戸惑いなし「強度、スピードは知っていた」(サッカーダイジェスト)



ギリェルメ・パレジ


憧れのJリーグ「夢のひとつだった」


 鹿島アントラーズは1月29日、キャンプ地の宮崎でトレーニングを実施。ゲーム形式のメニューでは、ランコ・ポポヴィッチ監督の熱血指導のもと、ハイインテンシティかつスピーディな展開が続くなか、新加入のMFギリェルメ・パレジもスライディングでボールを奪いにかかるなど、精力的にピッチを駆け回っていた。

 連日、強度の高い練習が行なわれ、27日にはテゲバジャーロ宮崎と対戦。30日にも徳島ヴォルティスとのトレーニングマッチが控える。キャンプ特有のタフな日々が続くが、コンディションは悪くないようだ。29日の午前練習後、パレジに声を掛けると、こう明かしてくれた。

「コンディション的には非常によく仕上がってきていますね。休み期間中もしっかりと身体を動かし続けていたので、それが良い結果になっているかなと思います」

 ブラジル出身の28歳。これまで母国とアルゼンチンのクラブでプレーしており、南米を離れるのは今回が初だ。新天地・日本への順応はどうか。

「日本は、強度が高くて、スピードがあるなかでやるサッカースタイルと以前から知っていたので、特に戸惑いはなかったです。あとは、新体制が発足したばかりなので、パスやシュートをもう少しレベルアップしながら結果に繋げたいです。先日のトレーニングマッチでも、ゴールシーンが少なかったので、よりクオリティを上げながら、シュートを決められるように、しっかりと積み重ねていきたいです」

 新体制発表会に出席した際は、「私はギリェルメ・パレジです。お願いします。ありがとうございます」と日本語で挨拶。「できる限り日本人たちとコミュニケーションを取っていきたい」と意欲を示していたなか、「日本で驚いたこと」を尋ねると、改めて言語の話題が飛び出した。

「最も驚いたのは、言語が思っていた以上に難しいことですね。日常の挨拶や、グラウンドの中で、たとえば『右、左』とかサッカーの言葉だったら分かるけど、ピッチ外でのコミュニケーションはまだまだ足りません。通訳の方など色んな人と一緒に日本で多くのものを学んでいきたいです」

 加入時のコメントでは「日本でのプレーは、プロサッカー選手になった時に描いていた夢のひとつだった」と伝えたパレジ。憧れのJリーグで特大のインパクトを残せるか。日本語の成長も大いに期待したい。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)




◆「思っていた以上」鹿島の新ブラジル人MF、日本語に衝撃!ただサッカースタイルには戸惑いなし「強度、スピードは知っていた」(サッカーダイジェスト)





◆【鹿島】FWチャヴリッチを獲得、今季UECLなど14得点・10アシスト!(サカノワ)



アレクサンダル・チャヴリッチ


背番号は「7」。右ウイングが主戦場、左サイドとセンターフォワードにも対応。


 J1リーグ鹿島アントラーズは1月29日、スロバキア1部SKスロヴァン・ブラチスラヴァに所属していたFWアレクサンダル・チャヴリッチ(ALEKSANDAR CAVRIC)を期限付き移籍で獲得したと発表した。背番号は「7」。29日に宮崎キャンプ中のチームに合流し、30日から練習に参加予定。

 チャヴリッチは1994年5月18日生まれ、クロアチア出身で、セルビア国籍を有する。29歳。186センチ、82キロ。これまでU-19・U-21セルビア代表でプレー経験がある。右ウイングが主戦場で、左ウイングとセンターフォワードにも対応する。

 今季リーグ15試合・9得点・6アシストを記録。さらにUEFAカンファレンスリーグ6試合・4得点・2アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)予選6試合出場など、公式戦29試合・14得点・10アシストを記録している。

 チャヴリッチは鹿島を通じて、次のように決意を示している。

「日本のビッグクラブである鹿島アントラーズの一員になることができ、とても興奮していますし、ハッピーです。この移籍に関して粘り強く交渉してくれたクラブにとても感謝しています。

 日本サッカーのレベルの高さはヨーロッパでも十分に知られていますし、フットボールの人気が非常に高いということも各方面から聞いています。

 日本については、すべての情報がポジティブなものばかりです。だからこそ、アントラーズで新たな挑戦をする決断をしました。

 アントラーズはタイトルを最も勝ち取ったクラブであり、サポーターの皆さんの期待が非常に高いことも理解しています。

 ここ数年タイトルから遠ざかっていますが、全力を尽くしてチームの勝利に貢献し、タイトル獲得という目標を達成したいと思っています。皆さん、一緒に戦いましょう!!」




◆【鹿島】FWチャヴリッチを獲得、今季UECLなど14得点・10アシスト!(サカノワ)





◆鹿島がセルビア人FWチャブリッチ獲得 メディカルチェックをパス、宮崎キャンプ途中合流へ(報知)



アレクサンダル・チャヴリッチ


 鹿島が29日、スロバキア1部スロバン・ブラチスラバに所属する元U―21セルビア代表FWチャブリッチ(29)の期限付き移籍での獲得を発表した。クラブ初の欧州人FWとなる。既に来日しており、メディカルチェックを無事にパスした。30日の練習から参加する見通し。

 チャブリッチは186cmの大型FWだが、足元の技術も高く1・5列目やサイドでのプレーも可能。今季はリーグ首位を走るチームで15試合に出場し9得点をマークしている。

 コメントは以下の通り。「日本のビッグクラブである鹿島アントラーズの一員になることができ、とても興奮していますし、ハッピーです。この移籍に関して粘り強く交渉してくれたクラブにとても感謝しています」

「日本サッカーのレベルの高さはヨーロッパでも十分に知られていますし、フットボールの人気が非常に高いということも各方面から聞いています。日本については、すべての情報がポジティブなものばかりです。だからこそ、アントラーズで新たな挑戦をする決断をしました」

「アントラーズはタイトルを最も勝ち取ったクラブであり、サポーターの皆さんの期待が非常に高いことも理解しています。ここ数年タイトルから遠ざかっていますが、全力を尽くしてチームの勝利に貢献し、タイトル獲得という目標を達成したいと思っています。皆さん、一緒に戦いましょう!!」





◆鹿島がセルビア人FWチャブリッチ獲得 メディカルチェックをパス、宮崎キャンプ途中合流へ(報知)


◆鹿島、柴崎岳を欠く30日徳島戦の主力組ボランチは…樋口雄太、名古新太郎に加えてFW知念慶も候補に(報知)



知念慶


 鹿島は29日、午前と午後の2部練習を宮崎市内で行い、当地で予定されている30日の練習試合・J2徳島戦に向けた調整を行った。

*  *  *

 対外試合2試合目となる徳島戦は、初戦の宮崎戦(2〇1)で負傷交代した柴崎が欠場となる。MF佐野海舟もアジア杯出場のためチームを離れている中、主力組のダブルボランチは名古新太郎、樋口雄太、そして知念慶に出場の可能性がある。

 名古は「チームとしてやりたいことと自分のプレーをしっかり出して、うまく周りとコミュニケーションをとってやっていきたい」と言葉に力を込めた。柴崎の離脱期間次第では、名古にかかる期待が自ずと大きくなる。「チームを作っている段階での離脱は痛いが、岳くんのプレーは岳くんのプレーだし、自分のプレーは自分のプレー。自分を出しながら、うまくチームと合わせていければ」。チームの約束ごとを徹底しつつ、持ち味の推進力を発揮できるかがカギとなりそうだ。

 樋口は宮崎戦でも好プレーを見せており、柴崎を欠く分、ゲームメイクだけでなくチャンスメイクにも期待がかかる。「奪った瞬間に一番前を見ろ、と言われているし、そこを全員が共通認識として持っていればボールを前に運ぶ回数が増えていくし、シュートまでいく回数も増えていく。精度を高めていきたい」と意気込む。

 そして、ここにきて急浮上してきたのが知念だ。この日午前の練習では、主力組1、2本目が樋口と名古、3本目以降が樋口とFW知念慶の組み合わせだった。

 知念は宮崎戦でトップ下を務めていたが、柴崎のアクシデントにより名古のプレー時間が90分に迫っていた(1本目27分、2本目45分、3本目10分)こともあり、急きょボランチの位置に移って20分間プレー。このパフォーマンスが評価され、徳島戦でも一定の出場時間を与えられることになりそうだ。

 ポポビッチ監督は「知念は高い技術があり、強く、FWなのでハイプレッシャーの中での早い判断に慣れている。ボランチでプレーできる要素をしっかり持っている」と期待を寄せた。





◆鹿島、柴崎岳を欠く30日徳島戦の主力組ボランチは…樋口雄太、名古新太郎に加えてFW知念慶も候補に(報知)