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2024年11月3日日曜日

◆自分でも驚き「まさか打つことはないだろう」 元日本代表の驚弾…逆足で描いた放物線(FOOTBALLZONE)






 チームの得点源でもあった濃野は、今季中の復帰が絶望視されている。三竿は今後も右サイドバックで起用される公算が高いなか、「どこで出ても自分のチームに還元するプレーは変わらないと思っているので、守備のところだったり、ボランチよりも全体を外側から見れるので、そういうところの声掛けだったり、相手の立ち位置だったりを仲間に伝えられているので、また新たな角度からサッカーが見れて面白いといえば、面白い」と、新ポジションでの挑戦を前向きにとらえた。


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◆自分でも驚き「まさか打つことはないだろう」 元日本代表の驚弾…逆足で描いた放物線(FOOTBALLZONE)






三竿健斗がゴラッソ、鹿島復帰後の初ゴールでチームの3点目を挙げた


 鹿島アントラーズは11月1日、J1第35節で川崎フロンターレと対戦し、3-1の勝利を収めた。鹿島が川崎のホームである等々力で勝利を挙げるのは9年ぶりのこと。さらにシーズンダブルを達成したのは実に14年ぶりだった。

 そんな勝利に大きく貢献したのが、右サイドバックで先発出場したDF三竿健斗だった。守備面では川崎の攻撃のキーマンであるFWマルシーニョを抑えるとともに、前半28分にはエリア外からこぼれ球を左足で鮮やかにゴールに決め、鹿島復帰後の初ゴールでチームの3点目を挙げた。

 このゴールについて「いいところにボールが転がってきたので、まさか打つことはないだろうなと思ったんですけど、得意な角度でボールが落ちてきたので打ってみたら、狙い通りに入ってくれたので気持ちがよかったです。早く数字を出したいと思って加入したので、点を取れて良かったです」と振り返った。

 本職はボランチの三竿だが、DF濃野公人の負傷離脱もあって前節の福岡戦(0-0)でも後半途中から「中学生の時にちょっとやったくらい」の右サイドバックで起用され、今節は先発で右サイドバックに入った。「より守備のところを意識していたので、あまり攻撃することはないかなと思ったんですけど、あのタイミングで思い切って出て点を取れたので、リスクを冒して上がって良かったです」と言い、こぼれ球にすぐに反応して左足でシュートを打てたことについては「パスを受けるイメージで行ったんですが、そこでこぼれてきて。左足の方がコントロールシュートはうまいので、打っちゃおうという感じでした」と、胸を張った。

 マルシーニョをうまく封じ込めたことについては、「だいぶヒヤヒヤしながら守備していました」と明かし、「やらせなかったことは良かったし、周りの選手とも内側へのカットインを対応するようにコミュニケーションは取れていたので。途中で交代もしてくれましたし、良かったです」と、振り返った。

 2016年に鹿島に加入し、2023年から2年間は欧州でプレーしていた三竿にとっても、アウェーでの川崎戦勝利、シーズンダブルは初めてのこと。「チーム全体で流れを切るっていうことをずっと話していたので、それを達成できて良かったです」と喜んだ。

 チームの得点源でもあった濃野は、今季中の復帰が絶望視されている。三竿は今後も右サイドバックで起用される公算が高いなか、「どこで出ても自分のチームに還元するプレーは変わらないと思っているので、守備のところだったり、ボランチよりも全体を外側から見れるので、そういうところの声掛けだったり、相手の立ち位置だったりを仲間に伝えられているので、また新たな角度からサッカーが見れて面白いといえば、面白い」と、新ポジションでの挑戦を前向きにとらえた。

 この日の勝利で暫定4位に浮上した鹿島。残り4試合で暫定首位のヴィッセル神戸との勝ち点差は「10」と逆転優勝に向けては厳しい状況にあるが、ACL出場権獲得を含め、来季につなげるために三竿はマルチロールぶりを発揮しながら、チームを支えていく。

◆【鹿島】関川郁万「ポポヴィッチの時の強みを出しつつ守備に修正を加えている。練習はハードだし、楽しい。やりがいがあります」」(サカノワ)






 関川は後方から見ていても「前へ速い特徴的な選手が多く、(柴崎)岳くんや(鈴木)優磨くんのように、ボールを収めて散らせる選手も揃い、見ていてバランスいいし面白いと感じます」と、球際の攻防で川崎を圧倒したこの勝利は一つの試金石になりそうだ。


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◆【鹿島】関川郁万「ポポヴィッチの時の強みを出しつつ守備に修正を加えている。練習はハードだし、楽しい。やりがいがあります」」(サカノワ)




「町田との対戦も最後にあり、勢いには乗れると思います」


[J1 35節]川崎 1–3 鹿島/2024年11月1日19:00/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 J1リーグ35節、鹿島アントラーズが知念慶、樋口雄太、三竿健斗と前半に3ゴールを奪い、川崎フロンターレに3-1の勝利を収めた。

 強力な個と組織力のある川崎を相手に、アディショナルタイムの1失点に抑えた。センターバックの関川郁万は試合後の取材対応で、中後雅喜監督のもと「ニアゾーンを取ってくる相手だったので、ラインを上げるのか、取りに行くのか、引いて守るのか、考えられた練習があったので良かったと思います」と頷いた。

 鹿島は残り4試合。次節にもリーグ優勝の可能性が潰えるが、3位のFC町田ゼルビアとは3ポイント差である。AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2の出場権は一つターゲットになる(4位でも可能性はある)。

「残り4試合、勝点12を積めますし、町田との対戦も最後にあり、勢いには乗れると思います。(中後体制のトレーニングは)ポポヴィッチの時に強みにしていたストロングを出しつつ、守備のところで修正を加えて、攻守一体で求められていて練習はハードだし、楽しいです。やりがいがあります」

 関川は後方から見ていても「前へ速い特徴的な選手が多く、(柴崎)岳くんや(鈴木)優磨くんのように、ボールを収めて散らせる選手も揃い、見ていてバランスいいし面白いと感じます」と、球際の攻防で川崎を圧倒したこの勝利は一つの試金石になりそうだ。