http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20130902-OHT1T00019.htm
◆ドイツ・ブンデスリーガ第4節 シャルケ04 2―0レバークーゼン(8月31日、ヴェルティンス・アレーナ) シャルケ04の日本代表DF内田篤人(25)が、ホームのレバークーゼン戦に右サイドバックでフル出場し、2―0で今季初勝利を挙げた。
守りは任せろ―。内田が抜群の存在感を発揮し、シャルケ04は開幕4戦目でようやく初白星を挙げた。韓国代表FW孫興民とマッチアップし、何度もボールを奪うなど仕事をさせなかった。レバークーゼンの攻撃のキーマンを封じ、完封勝ちに大きく貢献した。
「(孫には)自由にやらせたくないなと思った。なるべく高い位置でチェックに行くようにした」。得意の攻撃参加を自重した内田は守備を優先した。シャルケ守備陣の大黒柱、ドイツ代表DFヘベデス欠場という不安材料もあったが、「少しカバーの意識を強くしたつもり。こういうゲームを続けられればいい」と喜んだ。
30日にはACミランからガーナ代表MFボアテングが電撃加入。1日一緒に練習しただけで、いきなり先発した。「前にいてちゃんと守備もしてくれる。力強い。存在感がある」と日本代表DFは絶賛する。
近日中に日本へ帰国する。失点が止まらないザック・ジャパンへの合流直前マッチで完封勝利という結果を出した。少なからず代表の守備再建へつながるものがあるはずだ。