http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131219-1233542.html 鹿島MF小笠原満男(34)が、28日に行われるチャリティーサッカー2013(ユアスタ)への来場を呼びかけた。東日本大震災後2年8カ月が過ぎたが、復興が進んでいないのが現状。「現地に行ってみてほしい。支援をしたいが何をすればいいかわからない人もいるが、現地でお金を落とすのが一番の支援になる」と話した。
コンフェデ杯によるリーグ中断期間中に、MF本山、DF中田らと福島・Jヴィレッジを訪問した。「Jリーガーならほとんどの人が行ったことがある場所。仙台には芸能人もよく行くが、ここでやるのに意味がある」と、10月に行われたカシマスタジアムのイベントにJヴィレッジ関係者を招待するなど、支援の幅を広げてきた。
だが一方で、Jヴィレッジから北へ10分程歩けば家屋が傾き、車が横転したままの場所もある。「報道も減ったが、まだ復興は全然進んでいない」と現状を再確認した。
自身も震災を機に、非常用の食料や水、ガソリンなど1週間分を常備する小笠原。「どこで何が起こってもおかしくないし、(震災を)過去の出来事にしてはいけない。試合にもたくさんの人が来てくれて、少しでも楽しんでもらえたら」と話し、チャリティーサッカーの盛況を祈願した。