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2013年8月3日土曜日

◆[総体]青森山田が“天敵”武南にリベンジ、3回戦で流経柏と激突(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/400047_122850_fl

平成25年度全国高校総体
「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技(福岡)
[8.2 全国高校総体2回戦 青森山田2-0武南 春日公園球技場]

 青森山田(青森)は武南(埼玉)に2-0で快勝し、前々回大会の1回戦、前回大会の3回戦でいずれも敗れていた“因縁”の相手にリベンジを果たした。3日の3回戦では優勝候補の流通経済大柏(千葉)と激突する。

 全国総体では2年連続で青森山田を撃破し、前回大会は準優勝に輝いた武南。今大会初戦でみたび返り討ちといきたいところだったが、ミスから流れを失った。

 一進一退の攻防となった前半を0-0で折り返し、迎えた後半7分、青森山田は相手のミスを突いたMF石井光(3年)が右足で先制点。背番号10の今大会初ゴールで勢い付くと、同21分にはFW辛島昌幸(3年)が頭でつないだボールを途中出場のFW橋本峻弥(3年)が右足で決め、2-0と突き放した。

 後半のシュート数は青森山田の10本に対し、武南はわずか2本。2年連続で味わってきた悔しさをぶつけるような猛攻で“天敵”を初戦敗退に追い込んだ。3回戦の相手は流通経済大柏。V候補同士の強豪校対決は注目を集めそうだ。




(写真協力『高校サッカー年鑑』)

◆[総体]市立船橋はシュート25本で水戸啓明を圧倒、1年生MF下村が決勝点(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/400017_122830_fl

平成25年度全国高校総体
「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技(福岡)
[8.2 全国高校総体2回戦 市立船橋1-0水戸啓明 春日公園球技場]

 2回戦から登場の市立船橋(千葉)は水戸啓明(茨城)を1-0で下し、初戦を突破した。明日3日の3回戦では地元・福岡県代表の九州国際大付と対戦する。

 スコアは1-0でも、内容は完勝だった。前半の35分間だけで17本のシュートを浴びせた市立船橋は前半23分にMF下村司(1年)が左足でこぼれ球を蹴り込み、先制点。名門校で1年生ながら先発に名を連ねた背番号15は前半だけでシュート5本を放つなど果敢にゴールを狙った。

 1点リードで折り返した後半も終始、市立船橋ペース。後半は水戸啓明にシュートを1本も打たせず、70分間でシュート数25本対2本と圧倒した。追加点を挙げられず、決定力に課題は残したが、初戦を危なげなく突破し、まずは16強入りを果たした。

◆[総体]鹿島入り杉本決勝アシスト!帝京大可児が村瀬劇的V弾で初の16強進出!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/400050_122851_fl

[8.2 全国高校総体2回戦 帝京大可児 1-0 阪南大高 西南学院大学田尻グリーンフィールド]

 平成25年度全国高校総体「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技は2日、各地で2回戦を行い、帝京大可児(岐阜)が交代出場のFW村瀬勇人(2年)の決勝ゴールによって阪南大高(大阪1)を1-0で下し、初の16強進出を果たした。帝京大可児は3回戦で國學院久我山(東京2)と対戦する。

 鹿島アントラーズ内定のU-17日本代表MF杉本太郎、清水エスパルスに練習参加している12年U-17日本代表MF三島頌平主将(ともに3年)を中心としたポゼッションスタイルで日本一を目指す帝京大可児が、劇的な勝利で2回戦を突破した。0-0のまま突入した後半アディショナルタイム、帝京大可児は村瀬と目が合ったという杉本が「村瀬は速くて、浮いたボールの処理が上手い」とDF間に浮き球のラストパス。「トラップすると見せかけて前に出た」という背番号16が絶妙なコントロールで身体ひとつDFの前に出て左足を振りぬく。これがゴール左隅へ吸い込まれて劇的な決勝ゴールとなった。殊勲の村瀬は「(杉本を)信じて走ったら出してくれた。あとは蹴りこむだけでした。嬉しいです!」。両手をいっぱいに伸ばして喜びを爆発させた村瀬はベンチ前でチームメートたちにもみくちゃにされていた。

 苦しい試合だった。序盤、帝京大可児はボールを動かすものの、全体的にその位置が低く、またミスもあってなかなか相手ゴールへ近づくことができない。一方の阪南大高は最終ラインから好フィードを連発していたCB南木健宏(3年)を中心に長めのボールを多用して相手を押し下げると、5分には右サイドから仕掛けたMF吉田恵人(2年)の折り返しを10番FW高橋佳(2年)がシュート。6分にもFW奥平翼(2年)からパスを受けた高橋がDFを外して決定的なシュートへ持ち込んだ。阪南大高は攻撃のテンポの悪い相手からボールを奪うと、フィジカルコンタクトの強さを発揮する高橋やMF松田吏王(3年)をポイントにチャンスをつくった。

 だが、帝京大可児は前半半ばごろから相手ダブルボランチの横のスペースに狙いを定めて攻撃のリズムを掴んでいく。アンカーを務める三島がプレスを巧みに外して前進。そして絶妙なパスで攻撃を活性化したほか、SBとの好連係で中盤を切り崩していく。またFW熊谷翔太朗(2年)のドリブル突破もアクセントにアタッキングゾーンから仕掛ける回数を増やしていく。17分には左サイドでDFを外した三島の左クロスからFW川瀬凌(2年)が決定的なヘディングシュート。32分には杉本の仕掛けからこぼれを拾った熊谷が右足を振りぬく。

 阪南大高はGK園良友樹(3年)の好守で凌ぐが、後半は前半以上に帝京大可児がボールを支配する展開。低い位置からのスルーパスをカットされるなど攻め切ることができていなかったが、ポゼッションと熊谷のドリブルなどによって阪南大高の体力を削り取っていた。阪南大高は終盤、膝に手をつく選手も出るほど厳しい戦いに。アディショナルタイム突入後の36分には交代出場のFW中尾孝吉(3年)がマークを外してシュートまで持ち込んだが、GK正面をついてしまう。逆に前半よりも高い位置でボールを動かしていた帝京大可児が37分に決勝点をもぎ取った。帝京大可児の榊原耕平監督は「(前半よりも前進できたのは)前がランニングしたということが一番ですかね。あとは中盤までちゃんとボールが運べているというところからのスタートだったので、ゴールに対して射程圏内に入れたということが一番ですね」と分析。終盤まで体力を落とすことなくスプリントを続けていた前線、チームの動きが最後の最後で1点をもたらした。

 全国大会では過去1勝が最高成績だった帝京大可児にとっては初の全国2勝。1年時に全国総体1勝を経験している三島は「期待されていたので、自分たちの代で結果を出そうと言っていたので、まずはこのインターハイで歴史を変えられて嬉しいです。ボールを持っている分、こっちの方が精神的にも楽。自分たちはボールを持って主導権を握って戦うというサッカーなので、主導権を握ってどんどん走らせてというサッカーが次も展開できるようにしたい」。3回戦の相手は同じくボールを保持して攻撃サッカーを展開する國學院久我山。帝京大可児は難敵以上に自分たちのサッカーを展開してまたひとつ歴史を塗り替える。

(取材・文 吉田太郎)

◆ジーコ、カタールのアル・ガラファ監督就任へ「新しい挑戦に興奮」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20130802/127150.html



 カタールのアル・ガラファは2日、元日本代表監督のジーコ氏と新指揮官就任に向けて交渉を行うと声明を発表した。

 クラブは、「日曜日にドーハでジーコと監督就任に向けて交渉する」と発表。ジーコ氏も自身のフェイスブックで「土曜日にカタールへ旅立つ。アル・ガラファとはメール等での口頭合意がある。内容を確認して契約書にサインするために向かう。新しい挑戦に興奮しているが、サインをした後、詳細を聞きたいと思っている」と、アル・ガラファとの契約を前提とした交渉であることを明かしている。

 ジーコ氏は、2002年から日本代表を指揮し、2006年のドイツ・ワールドカップまでチームを率いた。その後、フェネルバフチェ、ブニョドコル、CSKAモスクワ、オリンピアコスと様々な国のクラブを率いてきた。2011年からはイラク代表の監督を務めたが、給与の未払い問題などで2012年11月に辞任している。

◆ジーコ氏 今度はカタールリーグで監督就任へ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/08/03/kiji/K20130803006344210.html

 元日本代表監督のジーコ氏(60)は1日、アルガラファ(カタール)の監督就任で合意したことを明らかにした。

 交流サイトのフェイスブックで3日に現地へ向けて出発することを明かし、「詳細を詰めて契約するために現地入りする。新しい挑戦に熱狂している」と語った。ジーコ氏は昨年11月に契約不履行でイラク代表監督を辞任していた。

◆鹿島、大宮とも守備力がカギ/第19節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20130803-1167001.html

<J1:鹿島-大宮>◇第19節◇3日◇カシマ

 18時半キックオフ。

 【大宮】3連敗を喫し首位と勝ち点3差がついた。最近2試合が連続3失点と堅守にほころびが見え失速している。MF金沢が出場停止と苦しい状況だが、FWズラタンが戦列復帰し先発が濃厚だ。ノバコビッチはまだ時間がかかるが、攻撃力が上向くのは間違いない。

 【鹿島】7月以降、リーグ戦1勝1分け3敗と振るわない。守備陣が安定せず、7月31日の名古屋戦も3失点するなど、5試合11失点を喫している。FWダビ、大迫の破壊力はあるだけに、守備陣がいかに耐えられるかが復調へのポイントだ。

◆【J1:第19節 鹿島 vs 大宮】プレビュー:早く苦境を脱したい両チーム。鹿島は大迫“1トップ”で勝利を目指す!(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00159357.html

8月3日(土)J1 第19節 鹿島 vs 大宮(18:30KICK OFF/カシマ)
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日差しは強く照りつけるが、頬をなでる風に湿気は少なく爽やかに吹き抜ける。今年の鹿嶋は、過ごしやすい夏を迎えている。だからと言ってはいけないのかもしれないが、前節の豊田スタジアムでの名古屋戦は、鹿島の選手にとっては過酷すぎる環境だった。気温30.1度、湿度67%。見ているだけで額にじっとり汗をかくなかでの試合は、最初から最後までエンジンがかからないまま終わってしまった。
「後半は、ワンプレイ毎に、膝に手を付く感じになってしまった」
出場したある選手が明かす。ビハインドの状況をひっくり返そうと気持ちは焦るが、体は思うように動いてくれなかった。

その試合で、ダヴィと本山雅志が負傷。二人とも思ったよりひどい状態ではなく、ダヴィは「仙台戦を目指す」という状況だが、今節の大宮戦への出場は不可能だ。さらにはジュニーニョも出場が難しい状態に。このところのリーグ戦5試合で1勝1分3敗と低迷している状態で、レギュラー格の選手を3人を欠くことになってしまった。
しかし、不思議と選手たちの表情は明るい。
まず、大迫勇也。ダヴィがトップに据えられ、自分は1.5列目で相手ボランチをケアする仕事を担っていただけに、念願の1トップでの起用は自由を与えられたことと同義だ。「好きにできると思う」と意気込む。しかし、自由は同時に責任を伴う。彼のゴールが生まれなければ、チームは苦境から脱することは難しいだろう。
「良いサッカーができると思うし、みんなも動けると思う。大丈夫」
名古屋戦後の疲れ切った表情は、すでに消えていた。
そして、土居聖真。ジュニーニョ欠場を受けチャンスを得た。
「明日もし出たら、相手の嫌がるプレーを続けていきたい」
謙遜しながらも、試合に出られるうれしさを隠しきれずにいた。

苦しい状況だからこその若手抜擢ではあるが、いま必要なのは前線からの献身的な守備だ。中央の守備力を高めることができれば、それなりに戦うことができるはず。メンバーは全員日本人となり個の力は弱まるかもしれないが、中盤も流動的に動きながら攻撃を組み立てることが出来るだろう。

首位を独走していた大宮も、ここに来て3連敗と急ブレーキだ。しかし、前節の広島との首位決戦は3-1で敗れたものの内容は決して悪くなかった。逆転するチャンスをポストに弾かれた場面もあり、決まっていればまた違う展開になったことだろう。
「結果は残念だが、内容は悪くない。攻撃では主導権を握り、相手を揺さぶって崩して多くのチャンスをつくって、自分たちらしいサッカーもできた」
試合後のベルデニック監督も、まったく自信を失っていなかった。
ただ、中盤の要である金澤慎が出場停止。その影響を最小限に食い止め、普段と同じサッカーが出来るかどうかが、大宮のサッカーの質を左右するだろう。

苦境を脱するためにはどちらも勝点3が欲しい試合だ。ただ、過去のデータを見るとカシマスタジアムでの対戦は鹿島が無敗を続けている。また、今季のリーグ戦でも無敗だ。涼しい鹿島に戻って来たからには、ダイナミックな試合を見せて欲しい。

以上

2013.08.02 Reported by 田中滋

◆【鹿島】曽ケ端「30歳までと思ってた」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20130802-1167093.html

 鹿島GK曽ケ端準(34)が“バースデー”に感謝した。2日誕生日を迎えた曽ケ端は、練習後スポンサーから受け取った胡蝶蘭(こちょうらん)の花を持って登場。

 ユース時代から鹿島一筋のベテランは「30歳ぐらいまでと思っていた。できることはしっかりやって、メディカルに助けてもらったおかげ。明日はいいスタートを切れるように頑張りたい」と、翌日の大宮戦へ意気込んでいた。

◆【鹿島】大迫、1トップ代表定着へ殴り込み(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130803-OHT1T00010.htm

 J1は3日、第19節9試合が行われる。東アジア杯で初優勝に貢献した浦和FW原口元気(22)は、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)の2戦連続での視察に発奮。ホームでの首位・広島との大一番でのゴールを誓った。鹿島は日本代表FWの大迫勇也(23)が1トップでの先発が確実。柿谷(C大阪)、豊田(鳥栖)らとの代表争いに割り込む決意を示した。



 代表定着へ、念願のポジションで結果を出す。鹿島の日本代表FW大迫勇也(23)が、3日の大宮戦で1トップで先発することが2日、確実となった。

 茨城・鹿嶋市内で前日練習を終えた大迫の表情は明るかった。「楽しみだね」。普段はFWダヴィと2トップを組むが、プレースタイルから大迫が少し下がり気味で相手ボランチのケアも行う。しかし、大宮戦はダヴィが右太もも裏痛で欠場することになり、先発としては5月18日の名古屋戦以来の1トップだ。

 東アジア杯では2得点を決めたが、主にトップ下を務めた。「前でやりたかった」と本音も口にした。「多少、好きにできると思う。ちゃんとやらないと」と助っ人ストライカーの不在を感じさせない活躍を見せ、ザッケローニ監督にアピールする。

 ダヴィに加え、右太もも裏痛のMF本山、さらに、1日に来年1月1日までの契約延長を結んだFWジュニーニョも体調面から大宮戦出場は厳しいだけに「後半戦は前半戦(7得点)以上取りたい」と意気込んだ。主力を欠く中、エースの爆発に期待がかかる。