http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13874693391735東日本大震災の復興支援活動に尽力しているJ1鹿島の小笠原満男が19日、オフ期間に取り組む活動や支援継続の必要性について思いを語った。
今月28日にユアテックスタジアム仙台で、日本プロサッカー選手会による復興支援試合「チャリティーサッカー2013」が開催される。鹿島からは小笠原をはじめ遠藤康、柴崎岳、岩政大樹が参加する。前日には出場選手らが手分けして岩手、宮城、福島3県の被災地を訪問する。
支援の輪を広げようと、多くの来場を呼び掛ける小笠原は「まだまだスポーツの制限が多い中、Jリーガーを夢見て頑張っている子たちがいる。いい思い出になるような試合や(選手訪問で)触れ合いを楽しんでもらえれば」と語った。
東北人魂を持つJ選手の会では、来年1月4日を皮切りに東北各地でサッカーイベントを開催する。子どもたち同士の交流戦も企画しており、小笠原は「外から来て宿泊してもらうことで宿泊施設や飲食店にお金が落ちるようになる」と経済波及効果にも期待した。
支援活動も3年目となった。「犠牲者が二度と出ないように、あの震災から学んで備えてほしい」と継続的な活動の意義を強調した。