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2014年3月16日日曜日

◆首位対決は鹿島に軍配、3得点で完封勝利…鳥栖は豊田がPK失敗(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140315/175164.html

 J1第3節が15日に行われ、サガン鳥栖と鹿島アントラーズが対戦した。

 開幕2連勝で勝ち点6、得点6、失点0と全く同じ成績で、首位に立っている両チームの一戦。ホームの鳥栖は、豊田陽平や安田理大らが先発出場。一方の鹿島は、ダヴィや遠藤康、小笠原満男らが先発メンバーに名を連ねた。

 鳥栖は開始早々にチャンスを迎え、左サイドからのクロスに豊田が反応。強烈な左足シュートを放ったが、GK曽ヶ端準が横っ飛びで弾き出した。鳥栖は以降も出足の早いプレスでセカンドボールを拾い、鹿島を押し込んでいく。鹿島は体を張った守備で応戦。ファウルでプレーが止まる場面が多い、激しい試合展開となった。

 先制点を奪ったのは鹿島だった。41分、左サイドのタッチライン際でFKを得ると、小笠原からのボールに青木剛が頭で合わせた。セットプレーから鹿島が先制し、1-0で前半を終えた。

 後半、鹿島は59分に追加点を奪う。昌子源からのロングフィードにダヴィが反応すると、左サイドで粘りを見せ、ペナルティーエリア内へ進入。中央へ折り返すと、土居聖真が押し込んだ。

 2点ビハインドの鳥栖は、69分に水沼宏太が倒され、PKを獲得。反撃の絶好機を得たが、豊田のシュートはGK曽ヶ端に弾き出され、得点を奪えなかった。

 ピンチを脱した鹿島は、73分に3点目を記録。左サイドからのクロスのこぼれ球を、豊川雄太が豪快な右足ボレーで合わせ、リーグ戦初得点でリードを3点に広げた。

 試合は3-0で終了。鹿島が敵地で快勝し、3試合連続の完封勝利で、単独首位に立った。