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2014年10月4日土曜日

◆【J1第27節予想スタメン 鹿島vsG大阪】逆転でのリーグ制覇を狙う両者が激突…ライバル撃破で優勝戦線に生き残るのは?(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20141003/238267.html?view=more


2位につける鹿島と4位のG大阪が激突 [写真]=Getty Images


■鹿島アントラーズ 前節はゴールラッシュを披露、勢いそのままにG大阪撃破を狙う

 徳島に5-0と大勝した鹿島は今節、G大阪をホームに迎える。シュートを打てども入らないことが続いていただけに、これまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュは、G大阪との重要な試合を前に勢いを与えてくれたはずだ。

 さらにチームには追い風が吹いている。柴崎岳に続き、昌子源と西大伍が日本代表に選出。先日の代表戦でも結果を残した柴崎が、チームに良い刺激を持って帰ったように、昌子や西にも同じような期待がかかる。

 とはいえ、その前にこのG大阪戦だ。特に柴崎と昌子にとって、宇佐美貴史との初対戦は感慨深いものがあるだろう。同年代では誰もが認める“NO.1プレイヤー”宇佐美とタイトルを争う場面で試合ができることに、二人とも闘志を燃やしている。

 ただ、その昌子は右大腿部裏を痛めており、出場できるかどうかギリギリの状態。これまでリーグ戦全試合に先発してきた守備の要だけに、昌子を欠くとなると宇佐美とパトリックの強力2トップを抑えるのが難しくなる。また、最終ラインにはアジア大会でも高さを発揮した植田直通が復帰する可能性が高い。ただ、守備を支えた青木剛を外すことになるため、そちらもトニーニョ・セレーゾ監督の頭を悩ませるはずだ。

 徳島戦で5得点を挙げながら、FWの赤崎秀平は無得点。ダヴィが出場停止なのは今節までという意味でも、赤崎は燃えているだろう。(田中滋)

■鹿島予想スタメン

4-2-3-1

GK
曽ヶ端準

DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗

MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
カイオ

FW
赤崎秀平

■ガンバ大阪 強力2トップが好調維持、守備陣も安定したパフォーマンスを披露

 リーグ戦再開以降、最も好成績を残しているチームは、前節で鳥栖に快勝して今季2度目の5連勝を飾った。先制された試合は一度も白星がなかったが、鳥栖戦では今季初の逆転勝ち。結果的に4-1の大勝をものにしたが、8月2日の横浜FM戦以来得点がなかったパトリックがハットトリックと大爆発。このうち2得点を宇佐美貴史がアシストするなど、2トップは相互扶助の好関係を築き始めている。

「パトリックが点を取ったので、相手のマークも僕から分散される」と宇佐美も歓迎するように攻撃陣は好調を維持しているが、数少ない不安材料は攻守におけるキーマンとなる阿部浩之や倉田秋らが軽い負傷を抱えており、万全ではないこと。鳥栖戦ではコンディション不良の倉田に代わって大森晃太郎が先発したが、豊富な運動量が求められる2列目の選手たちには見えない疲労が蓄積し始めている。

 前節の逆転勝ちを支えたのは、5試合でわずか1失点に抑えている守備陣でもある。ただ、前節は米倉恒貴がPKを献上するなど、パフォーマンスは不安定。鹿島の両サイドアタッカーが好調なだけに、米倉らSB陣の安定は不可欠だ。

 ホームの対戦では0-2で敗れているものの、「あの時とはチーム状態が違う」と今野泰幸も自信を見せるように、G大阪は6連勝をかけて鹿島に挑む。逆転優勝に向けて両者ともに負けられない一戦だが、優勝争いの重圧を知るという点ではやや鹿島に分がありそうだ。(totoONE編集部)

■G大阪予想スタメン

4-4-2

GK
東口順昭

DF
米倉恒貴
丹羽大輝
岩下敬輔
オ・ジェソク

MF
阿部浩之
今野泰幸
遠藤保仁
大森晃太郎

FW
パトリック
宇佐美貴史