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2014年5月23日金曜日

◆内田、順調回復も「気緩めるつもりない」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/brazil2014/news/f-sc-tp0-20140522-1305186.html

 日本代表DF内田篤人(26=シャルケ)が順調な回復ぶりを見せている。

 22日、鹿児島・指宿市内で行われた日本代表合宿2日目を終了した。フィジカル中心のメニューに「こういう練習は必要。な?」と、後ろを通りかかったFW斎藤学(24)に促し「ハイ!」と即答。「学も言っているし」と納得の表情を見せた。

 右太もものけがから復帰を果たし「いけるとこまでいきたい。気を緩めるつもりはない」と、ペースを上げていくつもりだ。

◆内田 ケガ再発恐れん「練習の中で克服するしかない」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/05/23/kiji/K20140523008213870.html

日本代表国内合宿2日目 (5月22日 鹿児島・指宿)



 右太腿の肉離れ、腱断裂からの復帰を期す右サイドバックのDF内田が「決死の覚悟」を見せた。

 午前、午後とフィジカル中心のハードメニューが続く中、「再発したらオフです。怖さは練習の中で克服するしかない。スタッフからは“抑えるところは抑えろ”と言われてるけど、手を抜くつもりはない」と強い意志を見せた。万が一、再発すればW杯出場を棒に振ることになるが、それでも、肉体を追い込み、本番での最高のパフォーマンスに備える。

◆内田「思いっきりいく」故障明け「抑えて」指示も“無視”(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20140522-OHT1T50286.html



 DF内田がW杯への強い覚悟を明かした。合宿初日の21日から全体練習に合流し、22日もフルメニューをこなした。「追い込んで練習することが大切。シャルケを含めて全体練習は久しぶり。少ない(リハビリ組の)中でやるよりチームとして動く方が、サッカー選手だなって気がしますね」と笑顔を見せた。

 2月に右太もも肉離れと右膝の腱(けん)損傷に見舞われたが、懸命のリハビリを経て代表合宿に間に合わせた。代表スタッフからは「抑えるところは抑えていこう」と言われているが、ブレーキをかけるつもりはない。「再発したら、したで、オフになるだけ。思いっきりいきます。練習の中で克服するしかない」

 負傷した時の記憶は、今でも鮮明に残っているという。それでも「練習すれば忘れるから」と前を向いた。10年南ア大会は開幕直前で駒野に右サイドバックのポジションを奪われて、全4試合をベンチで過ごした。W杯のピッチに立つために努力を続けてきた4年分の思いは、もうすぐ現実になる。(岩崎 敦)

◆リスク覚悟で完全合流の内田「手を緩めるつもりはない」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?139420-139420-fl



 右太腿裏肉離れで長期離脱していた日本代表DF内田篤人(シャルケ)が鹿児島・指宿合宿でチームの全体練習に合流している。2部練習となった合宿2日目の22日も、フィジカル面の強化に戦術確認というハードなメニューを消化。「(ケガをしてから)シャルケも含めて、昨日初めてチーム練習に参加したけど、ある程度できているし、きつい練習の中でもやれている」と、順調な回復ぶりをアピールした。

 完全復活への手応えが、口も滑らかにしたようだ。ケガの再発を防止する意味でも「スタッフからは抑えるところは抑えていいと言われている」と言うが、「行けるからには行きたいし、手を緩めるつもりはない。ちゃんとやります」と力説。「再発したら再発したでオフです」と冗談交じりに笑った。

 完全に不安がなくなったわけではない。「ケガをしたときのイメージはまだ頭に残っているけど、練習していけば忘れる。(ケガをしたときの)ああいう動きはギリギリのところで出てくるけど、再発したらオフです」と繰り返し、「練習の中で克服するしかない」と、強い決意を口にした。

「少ない人数でやるより、チームとして動くほうがサッカー選手だなという気持ちになる」。2月9日のハノーファー戦で負傷してから約3か月半ぶりに加わったチーム練習に充実感ものぞかせる内田。ブラジルW杯で100%のパフォーマンスを見せるため、リスク覚悟でコンディションを上げていく。

(取材・文 西山紘平)

◆鹿児島出身の大迫勇也「感謝ということで、W杯で結果を出せれば」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140522/191826.html


指宿合宿初日に臨んだ大迫(右)


 ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表は21日、鹿児島県指宿市で合宿をスタートさせた。

 鹿児島出身で鹿児島城西高校で活躍した後、Jリーグ入りしたFW大迫勇也は、地元での合宿開始について、「ここから始まるのは個人的に嬉しいですし、地元の人たちに応援してもらえることで、またいい方向に向かっていくんじゃないかなと思います」とコメント。鹿児島のファンに対して、「本当に昔から支えてきてくれている人達で、お世話になっている人達が多いので、そういう人たちに恩返しというか、感謝ということで、ワールドカップで結果を出せればいいなと思う」と意気込みを明かした。

 日本代表は、25日まで指宿市内で合宿を行い、同日に壮行会を実施。27日に国内最後の試合となるキプロス代表戦に臨む。

◆大迫、山口が主力組?指宿合宿2日目午後練習(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?139409-139409-fl



 鹿児島・指宿合宿中の日本代表は22日、2部練習を行った。帰国したばかりのMF本田圭佑(ミラン)、DF長友佑都(インテル)、GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)のほか、前日夜に発熱したDF酒井高徳(シュツットガルト)は午後練習も欠席し、宿舎で静養した。

 フィールド選手17人にトレーニングパートナー2人を含めた19選手はビブスでチーム分け。報道陣に公開された冒頭部分はボール回しや5対5のミニゲームなど、戦術的な意味合いはなかったが、赤色のビブスを付けた9人のチームにはコーチングスタッフが混ざったのに対し、10人のビブスなしチームには主力組の多くが顔をそろえた。

 トレーニングパートナーのDF坂井大将とFW杉森考起が合流前の長友、本田の代わりと見立てると、FW大迫勇也の1トップに2列目がFW岡崎慎司、杉森、FW香川真司という構成。MF遠藤保仁とMF山口蛍のダブルボランチで、DFラインはDF内田篤人、DF吉田麻也、DF今野泰幸、坂井となる。

 チーム分けでレギュラークラスの選手が一方に固まるのは、主力組と控え組が完全に混同することが多いザックジャパンの練習ではめずらしい。その真意は不明だが、従来のスタメン候補からFW柿谷曜一朗とMF長谷部誠が外れ、大迫と山口がレギュラー獲りに名乗り出た格好だ。
 日本代表は指宿合宿3日目となる明日23日も2部練習を予定しており、本田、長友、川島の3選手は23日中にチームに合流。24日の練習から参加する予定となっている。

【ビブスなし組】
    大迫

香川 ★杉森  岡崎

  遠藤  山口

★坂井     内田
  今野  吉田
※★はトレーニングパートナー

【赤ビブス組】
    柿谷

齋藤 大久保  清武

  青山 長谷部

スタッフ   酒井宏
  伊野波 森重

(取材・文 西山紘平)

◆【ヤマザキナビスコカップ G大阪 vs 鹿島】レポート:鹿島の猛攻を凌ぎ切り、少ないチャンスを確実にゴールに繋げたG大阪が勝利(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00173009.html

5月21日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
G大阪 2 - 1 鹿島 (19:03/万博/8,103人)
得点者:4' 倉田秋(G大阪)、72' ダヴィ(鹿島)、80' 米倉恒貴(G大阪)
☆予選リーグ戦績表
☆Jリーグ公式サイトヤマザキナビスコカップ特集
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先制したのはガンバ大阪だった。4分、右サイド、深い位置からMF阿部浩之が素晴らしい弾道の縦へのロングパス。緩く内側にカーブがかかったボールは長い距離を走り勝って前線に抜け出したMF倉田秋の足元にピタリ。そのまま相手DFも振り切って、ゴール左下に流し込む。「狙い通りのスピード、弾道だったとはいえ、自分でも『マジか?』という感じで…後ろから見ていて我ながら感動していました(笑)」と話したMF阿部のパーフェクトなアシストと、MF倉田の走力、シュート力が融合した改心の一撃。G大阪が理想的な先制点をものにする。

ただ、日本代表選手やケガで離脱したエースのFW宇佐美貴史ら、直近のF東京戦のスタメンから大幅に入れ替えたからか、中盤でのイニシアチブがとれず試合が落ち着かない。それでも守備での集中は途切れず、攻めては時折鋭いカウンターで前線へボールを運ぶなどしながら少しずつリズムを見出すようになる。特に20分を過ぎてからはようやく試合が落ち着き始め、パスを繋いだG大阪らしい攻撃から再三にわたりシュートチャンスを見出すもMF岡崎建哉のシュートも、MF倉田のシュートも枠を捉えられない。その一方で相手にボールを奪われた後の守備での対応という面での不安定さが気になったのだろう。長谷川健太監督は早々に動き、31分にボランチのMF井手口陽介に代えてMF内田達也を投入。チーム全体のバランスを整え直す。

対する鹿島は早い時間帯に失点したものの、その後は中盤のMF小笠原満男とMF柴崎岳がバランスよく中盤を支配し、バイタルエリアを効果的に使った攻撃を展開。サイドと中央をうまく使いわけつつ、時折ミドルレンジから思い切りのいいシュートを放つなどして攻勢に試合を進める。その中では何度かG大阪にカウンターを仕掛けられるシーンや、20分を過ぎてややG大阪にペースを握られた時間もあったが、守備陣の集中力は途切れず、GK曽ヶ端準を中心にエリア内でもしっかりと身体を張って追加点を許さない。その時間を凌いだ後は再び流れを取り戻すも、ゴールはこじあけられず、G大阪リードで前半を折り返す。

後半は立ち上がりから鹿島ペース。4分という早い時間帯にビッグチャンスを迎えるが、GK東口順昭のはじいたボールに反応し、フリーの状態で放ったMF中村充孝のシュートは大きくバーを越える。その後もビハインドを追いかける鹿島が前がかりに試合を展開。62分にMF野沢拓也、MFカイオというフレッシュな攻撃陣を二枚同時に投入し、その勢いを加速させる。
すると72分、直接フリーキックの展開から、左ゴール前でDF前野貴徳が競り、こぼれたボールに反応したFW土居聖真が相手DFのマークを振り切ってゴール前に繋げると、詰めたのはFWダヴィ。後半、再三にわたりG大阪ゴールに襲いかかっていた鹿島がようやく、同点弾を手にする。

再び振り出しに戻った展開にG大阪もすかさずMF二川孝広に代えて、MF大森晃太郎を投入。防戦一方の展開にフレッシュな力を加えると、その5分後、右スローインをMF阿部がDFを背負いながらDF米倉恒貴に繋げ、それをドリブルでゴール前に持ち込んだDF米倉が、角度のないところからコースをついて勝ち越し弾。試合後には「こういうチャンスで結果を出してやろうと思っていました。決められて本当に嬉しい」と笑顔をみせたMF米倉の移籍後初ゴールで、少ないシュートチャンスをゴールにおさめ、鹿島を突き放す。
攻勢に試合を運んでいただけに痛い追加点を奪われたものの、それまでと変わらず、果敢にゴールを目指し続けた鹿島。82分には右コーナーキックにあわせたDF昌子源のヘディングシュートが炸裂するもGK東口のファインセーブに阻まれゴールならず。以降も、再三にわたってG大阪ゴールを攻め立てたが、G大阪の気迫の感じられる守備の前にゴールを割れず、2-1で試合終了。G大阪が勝点を9に伸ばし、Aグループ2位に順位をあげた。

以上

2014.05.22 Reported by 高村美砂