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2014年6月5日木曜日

◆企業、県立図書館、バー… “青援”キックオフ(読売・鳥取)


http://www.yomiuri.co.jp/local/tottori/news/20140603-OYTNT50159.html?from=ycont_top_txt



 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開幕が13日(日本時間)に迫ってきた。県内でも、応援Tシャツを発売する企業やパブリックビューイング(PV)を企画する飲食店があるほか、県立図書館で関連書籍の特設コーナーが設けられるなど、応援ムードが高まっている。

 応援Tシャツを作ったのは鳥取市吉方温泉のデザイン会社「シセイ堂デザイン」。2006年にJ1・鹿島アントラーズの公式ファンTシャツを手がけたのをきっかけに「日本蹴球シリーズ」を展開し、W杯応援商品は同年のドイツ大会から3大会連続の発表となった。ブラジルは移民などでつながりが深く、「交流」をテーマに2種類製作した。

 「ボンジーア」(ポルトガル語で「こんにちは」)と名付けたTシャツは、ブラジルの国鳥「トゥッカーノ」(和名オニオオハシ)が、桜柄のボールをくわえた構図。もう一つは、ブラジルの国花「イペ」(ノウゼンカズラ科)を球体に貼り付けたようなデザインで「ブラジル花ボール」と命名し、背面に梅の花と背番号「10」をあしらった。

 色はブラジル国旗をイメージさせる黄色や緑、日本代表の愛称「サムライブルー」にちなんだ青などを用意。チーフデザイナーの松島邦雄さん(42)は「このTシャツがブラジルのサポーターとの交流のきっかけになるのが夢」と期待する。1枚4110円(税込み)。同社のブランド「ネスノ」のサイト(http://www.nesnoo.jp/)などで通信販売し、日伯協会が7月15日まで開く企画展(神戸市)でも販売される。問い合わせは同社(0857・22・1122)。

◆W杯期間に下部リーグへと足を運ぶ理由。それもまた『サッカー』だから(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/20140604/196300.html?view=more


柏からコートジボワール代表まで上り詰めたドゥンビア [写真]=Getty Images


 いよいよW杯開幕までのカウントダウンが始まった昨今。世間の耳目がそこに集まるのは当然のことだろう。ただ、サッカーはW杯のみにあらず。J1は中断し、「夜はW杯を観るが、昼は観る試合がない」。そんな声も聞こえてきそうだが、ここは一つ下部リーグに足を運んでみるのはどうだろうか。今回の『J論』では、そんな下部リーグ観戦をエンジョイしている書き手として『Jスポーツ』の土屋雅史が登壇する。年間数百試合を観戦して回るテレビ業界の奇人にして奇才が、「下部リーグを観る楽しさ」を語り尽くす。

■ドイツW杯と、柏の葉

 2006年6月24日。おそらくは日本代表史上最も大きな期待を集めてW杯に臨んだであろうジーコジャパンが、ドルトムントの夜に散った2日後。私は柏の葉公園総合競技場にいた。Jリーグディビジョン2第24節。柏レイソルと水戸ホーリーホックの一戦が行われた柏の葉には、7822人の観客が詰め掛けた。そんな記録が残っている。

 当時の柏はクラブ史上初のJ2降格を受け、1年でのJ1復帰が至上命令だった。平山智規、北嶋秀朗、南雄太と3人の日本代表招集経験者に加え、弱冠20歳の李忠成もスタメンに顔を揃えたチームは、8人でブロックを築く水戸の堅守に手を焼くも、久々のスタメンとなった北嶋が前半の内にニアへ飛び込む彼らしいヘディングで先制弾を叩き込んで先制点を奪っていた。しかし、ほとんど決定機のなかった水戸が試合終了間際の89分に同点ゴールを奪い取る。決めたのは桑原剛。セットプレーからのこぼれ球に詰めたこの1点は、桑原にとって26試合目にして記録したJリーグ初ゴール。呆然とする黄色いサポーターと、狂喜する青いサポーターのコントラストは今でも鮮明に記憶している。あの日の柏の葉には、目の前のサッカーそのものに対する熱量が確かに存在していた。

 この日、北嶋と交代する形で74分から一人の外国籍選手が投入されている。抜群のスピードを持て余し気味で、歓声より溜息を誘うことの多かったその選手が、この日からちょうど4年後に当たる2010年6月25日、やはり途中交代で立っていたピッチは南アフリカのムボンベラ・スタジアムだった。柏の葉を彷徨っていたコートジボワール国籍のFWは、徳島を経て辿り着いたスイスの地でリーグ得点王に輝き、一気にブレイク。W杯に出場するという夢を見事に叶えてみせたのだ。

 その選手の名はドゥンビア・セイドゥ。あの日の柏の葉にいた7,822人の中に、彼の4年後を予想できた者など一人もいなかったことは断言しても良い。だが、それもまたサッカーなのだ。

■南アフリカW杯と、西が丘

 2010年6月19日。初戦でカメルーンを撃破した岡田ジャパンが、グループステージ最大の難敵と目されていたオランダ代表と対峙する7時間ほど前。私は西が丘サッカー場にいた。日本フットボールリーグ(JFL)前期第16節。"南北多摩合戦"と銘打たれた横河武蔵野FCとFC町田ゼルビアのダービーを、どうしても東京サッカー界の聖地で見たかったというのが、西が丘を訪れていた最大の動機である。

 最初の45分間こそほとんど動きのなかったゲームは、ハーフタイムを挟むとにわかに熱を帯びる。55分、キャリア5クラブ目にして初のJFLを戦っていた木島良輔のクロスに、飛び込んだのは勝又慶典。関東1部リーグ時代からの生え抜きFWが先制ゴールを叩き出して町田がリードを奪うも、61分には横河がすかさず同点に。78分に今度は木島が難しい角度から勝ち越しゴールを挙げるが、3分後には直接FKで横河が再び追い付き、スコアは2-2。

 そんな試合が決したのは試合終了間際の90分だった。木島のドリブルを起点に、こぼれ球を押し込んだのは勝又。頼れるエースの劇的な決勝弾で、町田が白熱のダービーを見事に制する結果となった。

 当時の気温は32.2℃。6月とは思えない(ちょうど最近のような!)気候の中で繰り広げられたスペクタクルな90分間に、1,204人の観衆は酔いしれた。追いつ追われつのシーソーゲーム。どれもが素晴らしかった5つのゴール。その数時間後に遠く南アフリカで行われた"絶対に負けられない戦い"の直前。西が丘の空間にも、"絶対に負けられない戦い"は、確かに存在していた。

 当時の町田を率いていたのはフランスW杯で世界を体感した相馬直樹監督。悲願のJ2昇格へと邁進していた青年指揮官は、結果的に条件面で昇格への道が閉ざされると、翌シーズンから川崎フロンターレの監督に就任。そしてモンテディオ山形のヘッドコーチを歴任して、今季から再び町田の指揮を執っている。あの日からちょうど4年後に当たる2014年6月22日。J3を戦っている町田は、ホームにAC長野パルセイロを迎える。その長野で13番を背負い、スーパーサブとして重要な役割を担っている男の名は、勝又慶典。4年前の西が丘で町田を救った男が、今度はライバルチームの一員として町田と対峙するかもしれない。でも、それもまたサッカーなのだ。

■サッカーとは、繋がりなのだから

 1つのボールがあり、2つのゴールが立つ。そして、そこに想いを遂げようとする"蹴る人"と、想いを託した"観る人"がいる限り、たとえ舞台が8万人を飲み込んだマラカナンのピッチであろうと、100人の近しい人々が金網越しに見守るのみの人工芝のピッチであろうと、その1試合には等しく価値があると私は思う。

 サッカーとは"繋がり"だ。記録と記録が繋がり、記憶と記憶が繋がり、そして人と人とが繋がっていく。目の前の試合は次の試合へと繋がり、次の試合はその次の試合へと繋がる。そうやって積み重ねた1年は、その次の1年へと繋がり、気付けば4年という長い月日も、結局は繋がりによって成り立っている。ただ、その繋がりも、すべては目の前の1試合を経ることで始まっていくものだ。W杯期間中だからこそ、あえて目の前の1試合へ赴いてほしい。きっとそこから繋がっていく何かが、その空間には無数に転がっているからだ。

 最後に一つ、提案がある。関東地域在住の方限定にはなってしまうが、日本代表にとってのブラジルW杯の初陣に当たる6月15日は、J3のSC相模原対ガイナーレ鳥取が行われる。その会場である相模原ギオンスタジアムに、"キックオフ3時間前"から駆け付けてみてはいかがだろうか。当日、同スタジアムのビジョンにおいて、日本対コートジボワールのパブリックビューイングが行われると聞いたからだ。10時からサッカーを愛する同志とサムライブルーを熱く応援したその後、1時間のブレイクタイムを経て13時にゲームはキックオフの時を迎える。

 おそらく相模原のスターティングメンバーには緑と白のユニフォームをまとった、ドイツW杯の経験者・高原直泰が名前を連ねているであろう。そしてスタンドからは鳥取のGMとしてチームをまとめる、フランスW杯の経験者・岡野雅行がピッチを鋭く見つめているはずだ。世界最高峰の舞台に立った男たちを"ビジョン"と"目の前のピッチ"で体感できるこの会場には、きっと何かの"繋がり"が転がっているに違いない。

文=土屋雅史

◆コスタリカ戦出番なしの伊野波、W杯まで「毎日ポジティブに過ごす」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140604/196560.html?view=more


日本代表のDF伊野波雅彦 [写真]=Getty Images


 ブラジル・ワールドカップ開幕を目前に控え、アメリカで直前合宿を行っている日本代表は2日、コスタリカ代表と国際親善試合を行い、3-1で勝利した。

 3日、記者団の質問に応じた伊野波雅彦は、今野泰幸が左サイドバックで出場したことについて問われると、「いろいろ探ってる状況だと思う。別にそれで自分の気持ちがどうこうなるわけでもない」と答え、自身の役割について「アクシデントっていうか、そういう状態で出るのが自分だと思ってる。そういうのはもう3年間やってきたし、何をやらないといけないのかも分かっている」と話した。

 試合の出場機会が少ない伊野波だが、本大会に向けて「毎日ポジティブに過ごすこと」で気持ちを持っていくと語る。「練習しかり、私生活しかり、チームのために尽くすっていうことをここにいる選手はみんな求められていて、その輪を大事にするっていうのは、このチームで一番求められていること。それが大きい大会になればなるほど重要になってくることも分かっている」とコメントした。

◆日本代表ゲーム王は内田?「初めてなのにWiiの扱いがうまい」と西川(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?140282-140282-fl



 米フロリダ州クリアウォーターでの合宿生活は4日でちょうど1週間。多くの選手が「時差ボケが取れてきた」と笑顔を見せており、現地を訪問中の家族と触れ合う選手もいるなど、それぞれが良いバランスで集中とリラックスを使い分けているようだ。

 リラックスルームにはゲームや対戦国のビデオなどが置かれ、選手は好きなときにそこを訪れ、思い思いの時間を過ごしているが、コートジボワールの映像など、対戦国のビデオを見ている選手はまだあまりいない様子。人気なのはやはりゲームだという。

 ここで意外な才能を見せているのがDF内田篤人(シャルケ)だ。リラックスルームに置かれているゲームは『Wii』。マリオカートで盛り上がっている。GK西川周作(浦和)によれば、ゲームがうまいのは内田。「Wiiのコントローラーは初めは操作が難しいんですが、ウッチーは強いし、センスがある。初めてらしいのですが、操作がうまいんです」

 宿舎の目の前には、地元の人々が「シュガーサンド(砂糖の砂)」と呼ぶ白い砂のビーチが広がる。バカンスを楽しむ人々の光景がリラックスムードをさらに高めてもいる。高温多湿の気候でブラジルの気候への順化が促進され、時差調整もOK。ここまでは順調にスケジュールが進んでいると言えそうだ。

(取材・文 矢内由美子)

◆内田復帰実感「サッカーやっているな」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/brazil2014/news/f-sc-tp0-20140605-1312450.html

 日本代表DF内田篤人(26=シャルケ)が、サッカーを実感した。米国合宿を行う4日、71分間出場したコスタリカ戦(2日)を受け「リバウンドはそんなない。試合の中でぶつかったり、蹴られたりすると『サッカーをやっているな』っていう感じがする」と話した。

 2月に右太もも裏を痛めてから、キプロス戦(5月27日)で復帰するまでリハビリが続き、今はサッカーができる喜びを感じている様子。「体はだいぶいい」と、今後もW杯まで調整していく。

◆ニコ生サッカーキングの視聴者が選ぶW杯初戦のスタメンFW予想…1位は大迫勇也(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140604/196563.html?view=more


ニコ生サッカーキングの視聴者から期待を寄せられている大迫勇也 [写真]=Getty Images


 「視聴者とサッカーをグダグダ語る」番組、ニコ生サッカーキング。3日(20時~)放送の第14回では、ゲストにサッカーライターの田中滋さん、フモフモコラムの編集長ことフモフモ編集長、戦術女子の長谷川ゆうさんを迎え、当日午前に行われた日本代表の強化試合・コスタリカ戦を振り返った。

 放送中にはライブアンケートも開催。「W杯初戦、コートジボワール戦のスタメンFW予想は?」との問いに対しては、1位大迫勇也58.8%、2位大久保嘉人22.0%、3位柿谷曜一朗19.2%という結果に。また、「アナタは本田圭佑選手を信じますか?」との問いでは、「信じざるを得ない」が53.9%の過半数を得るなど、W杯を目前に控えた日本代表への関心は日に日に高まっている様子。

 ゲストのフモフモ編集長は声のみの出演(席にはぬいぐるみ)だったが、『声が名波さんに似てる!』、『ウッチー大好き編集長』などのツッコミも多々あり、約5000人の視聴者とともに番組は大いに盛り上がった。

◆大迫勇也、型破り宣言「もっと自分出す」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/brazil2014/news/f-sc-tp0-20140605-1312444.html

 日本代表FW大迫勇也(24=1860ミュンヘン)が、自分らしさを積極的に出していく。4日(日本時間5日未明)、W杯ブラジル大会の直前合宿地の米クリアウオーターで合同取材に対応。

 2日のコスタリカ戦では前線で得意のポストプレーで好機を多く演出したが無得点だっただけに「代表で自分らしさを出せるかが自分の課題だった。(代表の)型にとらわれている自分がいたので、これからはもっと自分を出していきたい」と話した。

◆東北出身選手が女川でサッカー教室開催へ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20140604-1312290.html

 東日本大震災の復興支援を続ける東北出身Jリーガーの団体「東北人魂を持つJ選手の会」は4日、サッカー教室「東北人魂サッカーフェスティバル 2014 in 女川」を8日午前10時から開催すると発表した。

 仙台市出身のJ1鹿島MF遠藤康(26)と元J2札幌MFの芳賀博信氏(31)が参加。招待する宮城県石巻市と女川町の小学生約100人を指導し、サイン会も行う。

 会場は女川町総合運動場に3月に完成したばかりの町民第2多目的運動場(人工芝)。サッカー教室の参加者は決まっているが、見学とサイン会参加は自由。