[3.14 ブンデスリーガ第25節 ドルトムント0-0ケルン]
ブンデスリーガは14日、第25節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでFW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンと対戦し、0-0で引き分けた。香川はトップ下で先発したが、チャンスに絡めず、後半16分に交代。2試合連続ベンチスタートの大迫は後半30分から途中出場したが、2戦連発はならなかった。長澤はベンチ外だった。
ドルトムントは立ち上がり早々の前半2分にパスミスからピンチを招き、FWデイベルソンに最終ラインの背後を取られたが、シュートはGKロマン・バイデンフェラーがビッグセーブ。守護神がゴールを死守したが、攻撃陣はケルンの堅い守りをこじ開けられず、攻めあぐねる時間が続いた。
前半26分、MFマルコ・ロイスの右クロスに合わせたFWピエール・エメリク・オーバメヤンのヘディングシュートはゴール左へ。同34分には香川がスルーパスを狙ったが、オーバメヤンには通らず。同39分、MFイルカイ・ギュンドガンの浮き球のパスに反応したMFヘンリク・ムヒタリアンもシュートを打ち切れなかった。
試合の主導権を握りながらゴールの遠いドルトムントは後半16分、香川とムヒタリアンをベンチに下げ、MFケビン・カンプル、MFヤクブ・ブラスチコフスキを同時投入。一方のケルンは後半30分からデイベルソンに代わって大迫がピッチに入った。
ドルトムントは後半31分、オーバメヤンに代えてFWチーロ・インモービレを投入し、最後のカードを切る。同34分にはロイスのFKにDFマッツ・フンメルスが頭で合わせるが、GKティモ・ホルンが好セーブ。最後までケルンの牙城を崩せず、2試合連続のスコアレスドローに終わった。
前節のフランクフルト戦(4-2)で約半年ぶりとなる今季2ゴール目を決めた大迫だったが、この日はシュートを打てず、2戦連発とはならなかった。それでもチームは最後まで高い集中力を保ってゴールを許さず、5試合ぶりの無失点。狙いどおりとも言える試合運びでスコアレスドローに持ち込み、敵地で勝ち点1を獲得した。