J1鹿島の元日本代表MFで、サッカーを通じて東日本大震災の復興支援活動に取り組む小笠原満男(35)=岩手県出身=が10日、茨城県鹿嶋市で震災発生から4年の思いを語り「こういう機会に、まだ大変な思いをしている人がいることを思い出してほしい」と訴えた。
サッカー教室や新たなグラウンドを整備する活動で、東北の被災地の子どもと交流を続けてきた。今も仮設住宅が並ぶ校庭を使えず、駐車場の一角で3年間競技を続けた中学生の体験に心を痛め「早く何とかして」と環境改善を願った。
1月には岩手県に関東の高校生を招いて大会を新たに実施。「好評だったので続けようと思う。復興とともに東北のサッカーも強化できれば。僕らに続く東北出身のJリーガーを育てたい」と夢を描いた。
サッカー教室や新たなグラウンドを整備する活動で、東北の被災地の子どもと交流を続けてきた。今も仮設住宅が並ぶ校庭を使えず、駐車場の一角で3年間競技を続けた中学生の体験に心を痛め「早く何とかして」と環境改善を願った。
1月には岩手県に関東の高校生を招いて大会を新たに実施。「好評だったので続けようと思う。復興とともに東北のサッカーも強化できれば。僕らに続く東北出身のJリーガーを育てたい」と夢を描いた。