http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/07/30/kiji/K20150730010834810.html
J1第2S第5節 鹿島3―0鳥栖 (7月29日 ベアスタ)
完全復調だ。鹿島のMF柴崎は2得点に加え、後半44分の赤崎のゴールも縦パスで起点となり、またしても全得点に絡んだ。「前線の選手の良さを出せた。この2試合でコンデションを上げていくプランだったので良かった」。2戦3発の活躍を冷静に振り返った。
左足第5中足骨を痛め、前節25日のFC東京戦で5試合ぶりに先発出場。この日が復帰2戦目だった。復帰前の21日にはトニーニョ・セレーゾ前監督が解任。チームはそこから2連勝だ。「監督解任が一つの起爆剤となったのは間違いない」。前節から中3日での試合だったが、後半ロスタイムの2点目のゴールは前線のMFカイオを追い越す動きから生まれたもの。終盤でも運動量は落ちなかった。「東アジアではしっかり勝って結果を出したい」と代表の中心選手としての自覚をにじませた。