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2015年7月14日火曜日

◇「こびとスタジアム」とは何か? 金沢がホーム3試合で特別企画を実施(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?167147-167147-fl



 J2昇格1年目ながらも23節終了時点で3位につけ、旋風を巻き起こしているツエーゲン金沢が、ピッチ外でも斬新な企画を始めている。いずれも石川県西部緑地公園陸上競技場で行われるホームゲーム3試合、7月18日(土)の岐阜戦(18時開始)、7月26日(日)の徳島戦(19時開始)、8月8日(土)の福岡戦(18時開始)を対象に実施される企画の名前はズバリ「こびとスタジアム」。さて、どんなものなのか…?

 これは、地元・石川県出身の作者、なばたとしたか氏による人気書籍シリーズ「こびとづかん」とのタイアップ企画だ。シリーズ累計270万部を記録している人気創作絵本と、ツエーゲン金沢がタッグを組み、さまざまな企画が用意されている。

 すでに企画はスタートしており、内容は盛りだくさん。試合会場と協賛店舗をポイント地点とした「こびとを探せスタンプラリー」のほか、期間中の「こびとづかん」シリーズ購入者への観戦チケット進呈を実施。さらに8月8日の福岡戦では、「こびとづかん」の世界をイメージした「こびと縁日」の開催や、作者のなばたとしたか氏の来場も予定されている。

 これらの企画も興味深いが、何といっても強烈なインパクトをもたらしているのが、MF清原翔平、DF太田康介、FW田中パウロ淳一を起用したポスター。清原のポスターのコメントどおり、『意外と似合ってる!』のだ。さすがに試合では、こびとの助けを借りるわけにはいかないだろうが(?)、金沢の夏休みの3連戦は、これまで以上に大きな注目を集めることになりそうだ。

●「こびとづかん」とは?
「こびとづかん」は2006年に初めて出版された、なばたとしたか氏の創作絵本。絵本の中で主人公の「ぼく」が出会った「こびと」は、昆虫でも植物でも動物でもない不思議な生き物。突然冷蔵庫のモーターが鳴ったり、テレビがピシッと音がしたり、トイレットペーパーの角が三角に折られていたり…。正体不明の不思議な出来事、それがもし「こびと」と呼ばれる生き物の仕業だとしたら。
 現在、シリーズ累計270万部を突破。2015年6月上旬に、待望の新刊『こびと大図鑑』が刊行。多数の予約注文が寄せられ、発売前に増刷が決定するほどの反響を呼んでいる。この夏、全国で関連イベントが続々開催されるほか、各種グッズ、映画・DVDを含む映像作品、アプリなどマルチメディアに展開中。

◆神戸・マルキーニョス「10点取る」(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2015/07/13/0008204565.shtml

ヴィッセル神戸オフィシャルショップのオープンに登場しトークする安田理大とマルキーニョス

 J1神戸は12日、神戸市中央区の神戸情報文化ビルで、クラブ創立20年を記念したオフィシャルショップの開店イベントを行った。

 FWマルキーニョスとDF安田のトークショーも開かれ、11日の清水戦で得点したマルキーニョスは「今季の残り試合では10点取る」と宣言。安田は「タイトルを三つ(リーグ、ヤマザキナビスコ杯、天皇杯)取って、神戸の街をパレードしたい」と語った。

◆[プレミアリーグEAST]鹿島ユース注目の188cmCB町田、U-18代表候補合宿へ弾みの勝利(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?167132-167132-fl



[7.12 高円宮杯プレミアリーグEAST第9節 鹿島ユース 2-1 市立船橋高 カシマ]

 鹿島アントラーズユースのU-18日本代表CB町田裕樹(3年)は特に前半、相手のロングボールを自慢の高さでシャットアウト。ラインを押し下げたかった相手の攻撃を許さず、後半も相手のクロスをはじき返て失点をラストプレーで許した1点に留めた。「市船は前に速い選手がいて、裏の駆け引きとか凄くしてくるのでしっかり2CBで対応してやろうと話していました。(サイドを取られても)最後は中にゴール前に来る。その前に潰せていたかなと思います。自分は前で潰すということは意識していたので良かった」と振り返った。

 首位攻防戦の重要度はしっかりと認識していた。その中で自身も持ち味を十分に発揮しての勝利。町田の188cmの高さが相手にとって高き壁となり、精度の高い左足キックが相手のラインを下げさせた。「きょうの試合がある意味ターニングポイントでそれをしっかり勝てたというのは後期に繋げられると思います」。13日からはU-18日本代表候補合宿に参加。「10月に(U-20W杯の)アジア1次予選がある。そのメンバーに残るためにもしっかりと自分をアピールしてきたいと思っています」という合宿へ向けて弾みをつけた。

 鹿島のトップチームのCBは日本代表経験者や年代別日本代表の実力者揃い。トップチームでレギュラーを獲得するためにはその中に割って入っていかなければならない。「代表的な選手ばかり。自分もそこに入ってやっていかないといけない。まだまだ力つけていかないといけない。自分左利きなんですけどそこでもっと左足のロングフィードだったり、組み立ての部分だったり、そういうところはもっと磨いていかなければいけない」と意気込む。

 足下の技術と強さを兼備し「きついところでセットプレーで(得点が)取れる選手」が憧れ。スケール大きな次世代のCB候補が「クラブユースやプレミアリーグでしっかりと日本一になって、その中で自分が自分らしいプレーをしてトップに行けたらいいと思います」という目標を果たす。

(取材・文 吉田太郎)