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2015年9月13日日曜日
◇浦和レッズが公式声明…入場者数を約5000人多く集計した疑いで調査へ(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150913/349460.html
柏戦の会場となった埼玉スタジアム2002 [写真]=Getty Images
浦和レッズは、11日に行われた2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第10節柏レイソル戦の入場者数が誤って集計された可能性が高いと、試合翌日の12日に公式声明を発表している。
埼玉スタジアム2002で行われた同試合の入場者数は2万9169人と発表されていたが、入場チケットの発券枚数と入場ゲートでカウントした人数の差に異常が見つかり、調査に乗り出したという。
クラブの発表によると実際の入場者数は発表された人数より5000人ほど少なかったと見積もられており、調査が終わり次第改めて伝えられるという。
同クラブは公式サイトを通じて以下の声明を発表している。
「浦和レッズはJリーグが発足以来掲げる正確な入場者数の集計と発表を心掛けて取り組んでまいりましたが、関係するすべての皆さまにご迷惑とご心配をおかけすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます」
◆今季初アシストの長谷部が3得点に絡む、大迫復帰のケルンに快勝(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?171779-171779-fl
[9.12 ブンデスリーガ第4節 フランクフルト6-2ケルン]
ブンデスリーガは12日、第4節2日目を行い、MF長谷部誠の所属するフランクフルトはホームでFW大迫勇也、MF長澤和輝の所属するケルンと対戦し、6-2で快勝した。開幕から4戦連続先発の長谷部は3-1の前半30分に今季初アシストを記録。3得点に絡む活躍を見せ、フル出場した。負傷明けの大迫は3試合ぶりにベンチ入りし、後半4分から途中出場。長澤はベンチ外だった。
3ボランチの右サイドで先発した長谷部がいきなり先制点の起点となった。フランクフルトは前半4分、DFアレクサンダル・イグニョフスキが長谷部とのワンツーで右サイドを駆け上がり、ゴール前にクロス。これにFWアレクサンダー・マイヤーが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
今年4月に膝の手術を受け、長期離脱していたマイヤーはこの日が4月4日のハノーファー戦以来となる復帰戦。今季初出場でさっそく結果を残した。さらに前半15分、DFマルコ・ルスのスルーパスに抜け出したFWルク・カスタイニョスが右足で流し込み、追加点。同23分には長谷部が右サイドに展開し、FWハリス・セフェロビッチのクロスにマイヤーが滑り込みながら左足で合わせ、3-0と突き放した。
ケルンも前半28分、FWジモン・ツォラーの左クロスにFWアントニー・モデストが頭で合わせ、1点を返すが、フランクフルトは直後の前半30分に長谷部のスルーパスからカスタイニョスがゴール前に抜け出し、GKとの1対1から冷静に右足で流し込んだ。
長谷部の今季初アシストで4-1とリードを広げたフランクフルト。ケルンは後半4分に2人を同時交代し、大迫とFWフィリップ・ホジナーがピッチに入った。3試合ぶりの復帰戦となった大迫はトップ下の位置でチャンスメイクするが、ゴールにつなげることはできない。
逆にフランクフルトは後半28分、高い位置でボールを奪い、最後はセフェロビッチがダメ押しの5点目。5-1と試合を決定づけた。ケルンも同36分、右CKからDFドミニク・ハインツが長谷部に競り勝ってヘディングシュートを叩き込み、2-5と追い上げるが、反撃もここまで。フランクフルトは後半42分、左クロスにマイヤーが頭で合わせ、ハットトリックを達成した。
昨季得点王のエースが約5か月ぶりの復帰戦でさっそく大爆発。6-2で快勝したフランクフルトは今季初勝利を挙げた前節・シュツットガルト戦(4-1)に続く大勝で2連勝を飾った。一方のケルンは大量6失点。今季4戦目で初黒星を喫している。
◆J1各会場で水害募金活動 鹿島は今後も継続支援を予定(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/13/kiji/K20150913011122540.html
J1の試合が行われた各会場で関東・東北水害への募金活動が行われた。大きな被害を受けた茨城県を本拠とする鹿島は、カシマスタジアムでのG大阪戦で柴崎、昌子らが募金箱の前に並び、協力を呼び掛けた。
鹿島は今後も継続して支援する予定。G大阪の選手会からも義援金が送られた。FC東京―神戸戦が行われた味の素スタジアムではFC東京の中島が列をつくるサポーターと握手を交わしながら募金を呼びかけた。
◆鹿島・柴崎らが呼びかけ J1試合会場で関東・東北水害へ募金活動(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150912/jle15091219050005-n1.html
サッカーJ1の試合が行われた各会場で12日、関東・東北水害への募金活動が行われた。
大きな被害を受けた茨城県を本拠とする鹿島は、カシマスタジアムでのG大阪戦で柴崎岳選手、昌子源選手らが募金箱の前に並び、協力を呼び掛けた。鹿島は今後も継続して支援する予定。G大阪の選手会からも義援金が送られた。
鹿島の石井正忠監督は試合後に「亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。本日募金された方々はご協力ありがとうございました」と話した。
FC東京-神戸が行われた東京・味の素スタジアムでは、U-22(22歳以下)日本代表のFC東京・中島翔哉選手が列をつくるサポーターと握手を交わしながら募金を呼びかけた。名古屋-仙台の豊田スタジアムでも実施された。(共同)
◆鹿島 首位陥落…鈴木デビュー弾もフイ 不敗記録「9」で止まる(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/09/13/kiji/K20150913011119630.html
J1第2S第10節 鹿島1―2G大阪 (9月12日 カシマ)
鹿島は石井監督就任以来、続いていた連勝が6でストップし、首位から陥落した。公式戦の負けなしも9(8勝1分け)で止まった。前半だけで2失点。
追いかける後半29分にルーキーのFW鈴木優を投入。リーグ初出場だったが同45分に金崎の左クロスに頭から飛び込みネットを揺らした。鹿島の日本人選手では04年に元日本代表MF増田(現蔚山)が記録して以来、2人目となるデビュー戦ゴール。しかし、チームは敗れたため、「初ゴールと引き換えに勝ち点3が入るならゴールはいらない。その前のチャンスで決めていれば2―2だった。2本目を決めたからといって、1本目(のミス)がチャラになるわけじゃない」と、厳しい表情で話した。
◆鹿島、柴崎ら主力欠き連勝ストップ…石井監督「戦う姿勢は見せた」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150913/jle15091305010001-n1.html
明治安田J1第2ステージ第10節最終日(12日、鹿島1-2G大阪、カシマ)MF柴崎、DF昌子ら主力を欠き、石井監督は就任後初黒星。連勝が6、公式戦負けなしが9でストップした。前半に2点を許し、指揮官は「戦う姿勢は見せたがブロックを崩せなかった」。試合終了直前に後半途中から出場のFW鈴木優が2004年のMF増田(現・蔚山)以来クラブ史上2人目となる新人デビュー戦ゴール。それでも「勝てなくて悔しい」と唇をかんだ。
◆鹿島、19歳鈴木優がプロ初ゴール! 長身を生かしヘッドで決める(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150912/jle15091222480014-n1.html
明治安田J1第2ステージ第10節最終日(12日、鹿島1-2G大阪、カシマ)鹿島は敗れて連勝が6で止まったが、19歳の鈴木優が試合終了間際にプロ初ゴールで一矢報いた。0-2の後半途中から出場。181センチの長身を生かし、金崎の折り返しを頭で合わせた。
ユース出身の期待株。黒星に笑顔はなく「自分のゴールと引き換えに勝ち点3が入るなら、その方がいい」と話した。(共同)
◆鹿島FW鈴木優デビュー弾も石井監督、就任後初●(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1537375.html
<J1:鹿島1-2G大阪>◇第10節◇12日◇カシマ
鹿島がホームでG大阪に敗れ、石井正忠監督(48)就任以来の連勝が「6」でストップした。
就任以来、公式戦10試合ぶりの黒星を喫した。
前半0-2で折り返し、起爆剤として後半29分に下部組織出身の高卒ルーキーFW鈴木優磨(19)を投入。リーグ戦デビューを果たした。すると同45分にMF金崎夢生(26)のクロスを頭で決めた。
期待に応えデビュー戦ゴールを挙げた鈴木は「出て点は取れたけれど、久々にチームが負けたので悔しい。俺の初ゴールと引きかえに勝ち点3が欲しかった」と唇をかんだ。
鹿島は、第2ステージ本拠初黒星で首位から陥落。首位に浮上した広島と勝ち点2差の2位に順位を落とした。
◆鹿島のルーキーFW鈴木優、元代表FW直伝のヘディングでJ1デビュー弾(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?171755-171755-fl
[9.12 J1第2ステージ第10節 鹿島1-2G大阪 カシマ]
強い気持ちでピッチに入った。鹿島アントラーズは0-2の後半29分、MF土居聖真に代わってFW鈴木優磨が出場。今季、鹿島ユースからトップチームに昇格したルーキーがJ1デビューを果たした。
JリーグU-22選抜の一員としてJ3では8試合に出場し、3ゴールを記録している鈴木優だが、鹿島では今月9日の天皇杯2回戦・琉球戦に途中出場し、公式戦デビューを果たしたばかり。J1リーグはこれが初出場だった。
「とにかく思い切りやってやろうということしかなかった」。後半41分、MFカイオの左クロスからフリーでヘディングシュートを放った。いきなりの決定機。これは枠を捉えられなかったが、同45分に再び好機が来た。
FW金崎夢生が左サイドをドリブルで仕掛け、ゴール前にクロス。鈴木優が頭で捉え、今度こそゴールネットを揺らした。J1デビュー弾ゴールが1-2と追い上げる追撃弾。それでも「もう1本を決めていれば間違いなく同点になっていたし、負けることはなかった」と、その前のヘディングシュートを決め切れなかったことを悔やんだ。
ヘディングは「ユースのときに長谷川さんから教わった」と、自信を持っているからこそ、悔しさも倍増だった。鹿島の黄金期を築き、驚異的な跳躍力とゴール前に入るタイミング、ポジショニングの良さからヘディングシュートを得意とした元日本代表FWの長谷川祥之氏直伝。「ヘディングが強い選手は前に入っていく選手。そう言われて、ユースでも点が取れるようになったし、それを今も続けている」と、その秘訣を語る。
同時に「戦う気持ちを忘れちゃいけない。そういう戦う気持ちの部分で日本の頂点にいるのが岡崎(慎司)選手だと思っているし、そこは意識している」と、現役日本代表FW岡崎慎司のプレースタイルも目標にしている19歳。「世界には19歳でトッププレイヤーがいっぱいいる。自分もそれに負けてられない」と、飽くなき向上心をむき出しにした。
(取材・文 西山紘平)
◆2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第10節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51615
J1 2nd 第10節 vsガンバ大阪
鈴木優磨が初ゴールも、反撃及ばず。鹿島、G大阪に痛恨の敗戦。
2ndステージ首位を走っていた鹿島が、強敵相手の大一番で敗れた。J1 2nd 第10節、カシマスタジアムにガンバ大阪を迎え撃つと、前半に2点を先行される苦しい展開に。後半終了間際、リーグ戦デビューの鈴木優磨が初ゴールを決めて1点を返したものの、反撃及ばず。1-2で敗れ、連勝は6でストップした。
鹿島は3日前、天皇杯 2回戦でFC琉球と対戦し、3-1で勝利を収めた。フレッシュなメンバーが数多くピッチに立ち、豊川と杉本がゴールを決めれば、ルーキーの久保田と鈴木優磨はデビューを果たした。内容に課題が残る面もあったが、若き面々が結果を残したことは収穫だ。そして選手たちは、中2日で迎える大一番へ、すぐに気持ちを切り替えた。
8月29日のJ1 2nd 第9節川崎F戦から、15日間で5試合。過密日程での連戦は、ついに最終章を残すのみとなった。2試合連続で迎える中2日での一戦に向け、石井監督は連日、ミーティングを実施。テーマとして掲げていた5連戦のラストゲームを勝利で締めくくるべく、集中力を高めていった。そして指揮官は、「前線からのプレスをして、チーム全体として守備が安定してきている。そして、1-0ではなく、2点、3点を奪いに行く姿勢を見せていて、実際に結果として出てきている」と、攻守両面に自信を見せた。
FC琉球戦からの先発メンバー変更は5人。GKに曽ヶ端、センターバックの一角にファン ソッコ、ボランチに小笠原が復帰したほか、2列目には金崎と遠藤が入った。両サイドバックは不動の2人、西と山本が務め、センターバックに青木、ボランチで小笠原とコンビを組むのは山村、そして2トップは琉球戦と同じペア、赤崎と土居が並ぶ。
前日こそ豪雨に見舞われた鹿嶋だが、試合当日は穏やかな天気に恵まれた。青空が広がったカシマスタジアムには、開場前から多くのサポーターが駆けつけた。夏のような暑さ、厳しい日差しが降り注いだが、選手バスが到着した時から、背番号12のボルテージは高かった。ウォーミングアップに姿を現した選手たちには、大きなチームコールが飛んだ。
18時34分、キックオフのホイッスルが鳴った。立ち上がりから、鹿島は積極的に攻勢をかける。開始3分には、右サイド深くでパスを受けた金崎が、ゴール前へ低いクロス。相手DFのクリアがゴール方向へ飛ぶと、クロスバーを直撃。あわやという場面を作った。
その後も鹿島はボールキープ率を高め、主導権を握った。8分には、中盤で前を向いた金崎がドリブルで持ち出し、思い切りよく右足を振り抜く。強烈なミドルシュートは、わずかに枠を越えてしまった。背番号33はピッチを縦横無尽に駆け回り、ボールを受けると常に前を向いて相手の脅威となった。
しかし結果的に、鹿島が前半に放ったシュートはこの1本のみだった。鹿島はパスを回しながらも、なかなかゴールへ迫ることができない。G大阪の守備を攻略できず、次第にリズムを失っていった。
そして29分、均衡を破られてしまう。中央を縦に突破されると、最後は宇佐美にミドルシュートを決められた。その後もG大阪に主導権を握られ、パスミスも絡んでピンチを数多く迎えることとなる。悪い流れを引きずったまま試合が進むと、この日2つ目のスコアもG大阪のものだった。39分、ミスから左サイド深くまで攻め込まれ、最後は宇佐美のシュートを青木がブロックしたが、コースが変わったボールがゴールへ吸い込まれてしまった。0-2。鹿島は前半を2点ビハインドで終えた。
2点を追う後半も、鹿島はなかなか主導権を握ることができない。自陣でブロックを形成するG大阪に対し、効果的な縦パスを入れられず、ペナルティーエリアの外でボールを回す時間が続いた。55分頃から、金崎や土居が強引にミドルシュートを放って突破口を見出そうとしたが、ゴールを脅かすことはできなかった。
打開を図る石井監督は、62分にカイオをピッチへ送り出す。カイオは強引なドリブルとミドルシュートで、G大阪の守備に風穴を空けようとチャレンジを繰り返した。そして67分、遠藤がリスタート気味に放った右CKに山村が反応。ヘディングシュートは枠を捉えたが、カバーに戻った相手DFにヘディングでブロックされ、そのボールはクロスバーに当たってしまう。後半最初の決定機は、ゴールにはつながらなかった。
その後、鹿島はG大阪のカウンターを受ける場面もあったが、相手のミスもあって3点目は奪われなかった。74分、石井監督は2枚目のカードとして、鈴木優磨を指名。リーグ戦デビューとなるルーキーは、前線を走り回って推進力を生み出した。残り15分を切り、G大阪は完全に守備へシフト。鹿島が圧倒的にボールキープを続け、ひたすらにゴールを目指した。
次の決定機は86分、カイオが左サイドから上げたクロスに鈴木優磨が反応し、ヘディングシュートを放ったものの、惜しくも枠の右へ。しかし、果敢なチャレンジを続けるルーキーは、2度目のチャンスをモノにしてみせる。90分、左サイドからのクロスに飛び込むと、ニアサイドからのダイビングヘッドをゴールへと届けた。鹿島が1点差に迫り、カシマスタジアムは一気に熱を帯びた。
しかし、反撃はここまでだった。試合は1-2で終了。鹿島がG大阪に敗れ、リーグ戦の連勝が6で止まった。今節で勝利を収めた広島に抜かれて、2ndステージ2位に転落。痛恨の敗戦となってしまった。
ただ、初出場の若武者が見せた積極性、そして刻んでみせたスコアは、次への光明となったはずだ。次戦は1週間後、19日に開催されるJ1 2nd 第11節のヴァンフォーレ甲府戦だ。この悔しさを胸に刻み、再び走り始めなければならない。久しぶりにまとまった準備期間を得て、選手たちは奮起を期す。アウェイでの勝利へ向け、チーム一丸でトレーニングを積み重ねる。
【この試合のトピックス】
・石井監督の就任後、10試合目での初黒星となった。
・鈴木優磨がリーグ戦初出場、初ゴールを記録した。19歳4か月17日での初ゴールは、クラブ史上8番目に若い記録。また、高卒ルーキーの初出場初ゴールは、2004年5月2日のJ1 1st 第7節に行われた神戸戦での増田誓志以来となった。
・梅鉢が、7月15日のJ1 2nd 第2節の清水戦以来となるベンチ入りを果たした。
・豊川が、リーグ戦では7月19日のJ1 2nd 第3節の松本戦以来となるベンチ入りを果たした。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・失点したからといって怖がる必要はない。戦う気持ちを見せろ!
・相手の特長を消して、自分たちのサッカーを取り戻そう。
・自分たちの時間は必ずくる。しっかりブロックを作って前からプレッシャーをかけること。まずは一点を取ろう!
ガンバ大阪:長谷川 健太
・前半戦えている。後半も続けよう。
・サイドバックが上がってきた時の対応をしっかり。
・ビルドアップをもう少しスムースに。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
≪試合を振り返る前に≫
今回、台風18号で被害に遭われた被災者の皆様、亡くなられた方々に、お悔やみを申し上げます。また、本日スタジアムで行った義援金活動にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
前半いい流れで戦っていたのですが、そこで得点できず、逆に1失点したことで流れがガンバにうつってしまった。追加点を奪われて前半0-2で折り返したことは、非常に悔しかった。後半は2点奪い、3点取ることを狙っていた。選手たちは切り替えて、後半の立ち上がりからいい形で相手陣内に押し込む形ができていた。戦う姿勢も見せていたが、ガンバの引いた守備を攻略することができず、1得点に終わってしまった。
選手起用に関して、私自身の甘さを感じている。選手は90分必死に戦ってくれた。スタメンの構成で少し思ったようにいかなかった。川崎からはじまった5連戦の最終戦をしっかり勝ちきろうとやってきたが、天皇杯の疲れが思っていた以上にあったと思う。しかし、そこを言い訳にせず、選手たちはこれからもしっかり戦っていってくれると期待している。
Q.ハーフタイムどんな指示をしたか? また、敗戦を受けて、試合後選手たちにどんな声をかけたか?
A.ハーフタイムでは選手たちからもっと戦わなくてはいけないという声が上がりました。そこは、非常に大きかったと思う。やはり、自分たちがやろうとしている形、相手を押し込んでそこから起点を作って、攻撃していくってことが前半できなかったので、そこをもう1回やり直そうと話した。試合後は、この5連戦を全部勝ちきりたかったが、後半のような姿勢を最低限見せれば、これからも勝ち点を積み上げていけるだろうと、その意識を持って今後も戦おうと話した。
Q.鈴木優磨選手を起用した意図と評価は?
A.優磨は天皇杯でのパフォーマンスを見て、1人でいけるし、チャンスメイクもできる、パワーもあるので、そこを使いたいと思っていた。途中出場したカイオや優磨は個人でいける力がある。そこで崩せると考えた。優磨個人としては、非常にいい働きをしてくれたと思う。
Q.選手起用の甘さとは具体的にどういうことか?
A.天皇杯で長い時間出場した選手がいて、その選手たちももう少し頑張りがきくかと思っていたが、思った以上に疲れが見えていた。天皇杯で出なかった選手を使うなどといった部分で反省している。
Q.パトリック、宇佐美への特別な対応は考えていたか?
A.局面での対応は考えていなかった。倉田選手も含めて、そこにいい形でボールを配給させないということを考えていた。結果として、そこでやられてしまったので、失点してしまった。
ガンバ大阪:長谷川 健太
カシマで勝つのは本当に大変なことなので、アウェイで勝ち点3が取れたことは、選手が最後まで粘り強く戦ってくれた結果だと思う。鹿島は中2日で天皇杯を戦った選手もいたが、1週間休んだからといって試合の入りがいいとは限らない。今日は試合の入りがよくなくて、なんとなく乗り切れていなかったので、宇佐美の先制点が大きかった。あの1点で彼も束縛から解き放たれたように、のびのびとプレーしてくれた。最後まで守備でも役割を果たしてくれて、本当に素晴らしい活躍をしてくれたと思う。代表組はあまり試合に使われずに帰ってきたので、少し心配していた。米倉は最後少しばてていた。彼らしいプレーも少なかったが、それでも最後までしっかりプレーしてくれたと思う。2-0から名古屋のアウェイでひっくり返されたので、その教訓をしっかり活かそうと。鹿島は最後まであきらめずに戦ってくるので、後半もしっかりファイトしようと話した。最後、押し込まれる場面もあったが、きちっと勝ちきることができたのは非常に大きな勝利だったと思う。3連戦の初戦なので、今日のゲームで勝って勢いをつけて、中3日の全北戦に向けて準備したい。
選手コメント
[試合後]
【鈴木 優磨】
自分が試合に出て負けてしまった。自分の初ゴールと勝ち点3を交換できるなら、初ゴールなんていらない。自分が試合に出て、チームが久しぶりに負けたことが全て。勝たないと意味がない。
【遠藤 康】
自滅してしまった。もっと前線が頑張らないといけなかった。失点してから消極的になってしまったのが良くない。チームとして、修正しなければいけない。
【土居 聖真】
自分たちのミスから失点してしまった。点の取られ方が良くなかった。それが修正点だと思う。
ファン ソッコ選手、青木選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。