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J1鹿島の宮崎キャンプは27日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行った。キャンプも中盤に入り、各ポジションで定位置争いが活発になってきた。
注目が集まるのは、守備的MFの人選だ。今季もベテランの小笠原と柴崎が有力だが、J1湘南から永木、J2東京VからU-23(23歳以下)日本代表の三竿が加わり、激しい競争になることが予想される。
さらに、ここに割って入りそうなのが高卒2年目の久保田だ。午前練習で行われた紅白戦で小笠原とコンビを組み、正確なパスで攻撃を組み立てた。永木がけがで22日から練習を回避、三竿は代表招集中と、アピールするには絶好の機会。無難なプレーに終始した昨季を反省し、「ミスを恐れずチャレンジしている」と前向きだ。
昨季はU-18(18歳以下)日本代表に継続して招集され、4年後の東京五輪出場を視野に入れている。リオデジャネイロ五輪最終予選の日本戦は欠かさず見ており、「厳しい戦いをイメージできた。東京(五輪)のときに代表に選ばれるように、勝負する」と気合を入れ直した。(藤崎徹)