http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160127-OHT1T50030.html
五輪出場を決めた手倉森ジャパンの24歳以上のオーバーエージ(OA)枠の候補に、1FCケルンのFW大迫勇也(25)、鹿島のMF柴崎岳(23)が挙がっていることが26日、分かった。日本協会側は「五輪出場に強い意欲を持っている」ことを条件にリストアップ。関係者によるとロンドン五輪直前で落選した大迫や、谷間の世代で五輪に縁遠かった柴崎が候補に挙がっている。
特に大迫は前回の五輪本大会直前に落選。「悔しい思いをした分、反骨心を持ってやってきた」と14年1月にドイツに移籍し、同年のブラジルW杯のメンバーに入った。柴崎については、若い代表を五輪で鍛える「リオ経由ロシア行き」という協会方針に合致する人材として名前が挙がった。
またGKは手倉森監督と佐藤洋平GKコーチ(43)が仙台時代に指導した広島の元日本代表GK林卓人(33)が候補。昨季はJ1最少の30失点で年間優勝に貢献した守護神は、手倉森監督のサッカーを熟知している。正式に五輪が決まったことで今後は所属クラブとの交渉を開始する。