http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/10/01/kiji/K20161001013453510.html
欧州リーグ1次リーグ第2節I組 シャルケ3―1ザルツブルク (10月29日)
シャルケのDF内田篤人(28)がザルツブルク戦後、長期離脱の原因となっている右膝の状況について語り、4日にMRI(磁気共鳴画像装置)の検査を受ける予定を明らかにした。結果次第で今後の練習内容を決めるという。昨年6月に右膝膝蓋(しつがい)腱を手術後、1年以上が経過した元日本代表はまだ復帰の具体的なめどが立っていない状況だ。
膝の状態は一進一退。6月には古巣のJ1鹿島の練習に参加し「6対6(の対人練習)くらいまではやっていた」というが、シャルケではトップチームと完全に別メニューの調整を続けているという。診断が良ければ全体練習への部分合流の可能性もあるが、予断は許さない。内田は自身の患部の映像に白いものが映っていることを明らかにし、「それが痛みの原因。俺のイメージでは多分全部は消えていない」と重要な検査を前に慎重な口ぶりだった。
チームの力になれないもどかしさをこらえ「勝ったね。よかった」と明るい表情も見せた。国内リーグは開幕から5連敗と不振が続くだけに、欧州リーグでの2連勝スタートを前向きに喜んだ。