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2016年10月2日日曜日
◆大迫先発のケルン、王者バイエルンの連勝止める “相棒”モデストの同点弾で無敗守る(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20161002/499368.html?cx_cat=page1
ブンデスリーガ第7節が10月1日に行われ、バイエルンとFW大迫勇也が所属するケルンが対戦した。大迫は5試合連続で先発出場している。
開幕から5連勝で首位に立つバイエルンは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦で今シーズン初黒星を喫した。この日はターンオーバーを導入し、オランダ代表MFアリエン・ロッベンやフランス代表FWキングスレイ・コマンらが先発した。一方、ケルンも開幕から無敗の3位と好調を維持している。スタメンにはFWシモン・ツォラーに替わってMFマルコ・ヘーガーが入り、2トップは引き続き大迫とFWアントニー・モデストのコンビとなった。
試合は序盤からバイエルンがボールを保持して次々とシュートチャンスを作る。しかし、ケルンは23分、自陣右サイドの深い位置からリッセがレナト・サンチェスからボールを奪うと、前線にロングボールを蹴り込む。モデストが頭で落とすと、大迫がこれを受けてエリア手前までドリブル。右足シュートを狙ったが、ここはGKマヌエル・ノイアーの正面だった。
スコアが動いたのは40分。バイエルンはR・サンチェスが左サイドへ展開すると、フアン・ベルナトがリッセをかわして鋭いクロスを供給する。これをニアに飛び込んだジョシュア・キミッヒがダイビングヘッドで合わせて先制に成功する。このまま1-0でバイエルンがリードしてハーフタイムを迎える。
後半立ち上がりもバイエルンのペースが続く。55分、左CKを獲得すると、シャビ・アロンソのクロスをハビ・マルティネスが合わせたが、ここは右ポストを直撃してゴールにはつながらなかった。
すると、徐々にポゼッションを取り戻したケルンが決定機を迎える。63分、右サイドのリッセがアーリークロスを入れると、中央のモデストが体勢を崩しながら無理やりのジャンピングシュートを放つ。これがノイアーの意表を突く形となり、ゴール中央に決まった。
追いつかれたバイエルンは71分にアルトゥーロ・ビダルとダヴィド・アラバを投入。直後の71分、ケルンはサレフ・エズカンのスルーパスに抜け出した大迫がGKノイアーとの一対一を制してゴールネットを揺らしたが、わずかにオフサイドだったとして得点は認められなかった。
その後もバイエルンの猛攻が続く。87分にはエリア手前でボールを持ったベルナトが左足シュートを放ったが、ここは惜しくも左ポストを直撃。ここも得点にはつながらない。
後半アディショナルタイム2分にはケルンに大きな決定機。カウンターから抜け出した途中出場のツォラーがGKと一対一となったが、シュートはわずかに右に外れてしまった。試合はこのまま1-1でドロー。バイエルンの連勝は5で止まったが、両クラブともに6試合無敗となった。なお、大迫は88分に途中交代している。
次節、バイエルンは敵地で日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと、ケルンはホームでインゴルシュタットと対戦する。
【スコア】
バイエルン 1-1 ケルン
【得点者】
1-0 40分 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
1-1 63分 アントニー・モデスト(ケルン)