http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205011-205011-fl
長かった。待ち焦がれた瞬間だった。8日に行われたヨーロッパリーグ・グループステージ第6節のザルツブルク戦でシャルケの内田篤人が約1年9か月ぶりにピッチへ立った。シャルカー(シャルケファンの愛称)たちは日本代表DFを迎え入れ、「ウッシー!!(内田の愛称)」というコールが響いた。
日本のみならず、現地ドイツでも報じられた内田の復帰。実際のところ、ドイツのファンは内田のことをどのように思っているのか?
「ウチダはドイツのフットボールファンによく知られた存在だ」と証言してくれたのは現地で記者を務めるロビン・ハック氏だ。
「特にシャルケではとても有名だよ。多くのファンにとって好みの選手なんだ。フェルティンス・アレーナでウチダがボールを受けると“ウッシー”というコールが起こる。シンプルなことさ。シャルカーたちはウチダのことを愛している。彼はナイスガイだし、いつも笑顔でいる。そして何より、いい選手だからね」
内田本人が試合後に語ったように「ここからがスタート」。これからもシャルカーたちは「自分のサッカー人生を取り戻す」ために奮闘する“ウッシー”の背中を、押していくに違いない。