http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161211-OHT1T50003.html
◆クラブW杯 ▽準々決勝 鹿島―サンダウンズ(11日・吹田サッカースタジアム)
鹿島DF植田がアフリカンパワーをはね返す。この日のセットプレー練習で主力組に入り、サンダウンズ戦では第2S神戸戦(11月3日・カシマ)以来、公式戦6試合ぶりの先発が有力。先発から遠ざかっていたことから「相当(闘争心や試合への飢えが)たまっている。たまっている分をぶつけたい」と意気込んだ。
クラブとして対アフリカの経験値がほとんどない中、植田はU―23日本代表の親善試合南アフリカ戦(6月29日)、リオ五輪1次リーグでナイジェリア(8月4日)と今年だけで2試合経験している。相手は個々の能力が高いことから「センターバックは局面で負けちゃいけない。まずは自分が勝つ」と先頭に立ってアフリカ封じを実行する。
エースFW金崎が左足首の捻挫で、大黒柱MF小笠原は中2日の日程を考慮し、ベンチスタートとなる見込み。先に失点しないことが勝利への近道となる一戦で、植田とコンビを組むDF昌子も「ここで負けるわけにはいかない」と24回目の誕生日を勝利で飾る考えを明かした。