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2016年12月19日月曜日

◆鹿島、世界一逃す サッカークラブW杯(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14820711255258

レアル・マドリード-鹿島 後半7分、鹿島・柴崎が2点目のゴールを決める=日産スタジアム、村田知宏撮影

サッカーのクラブ世界一を争うクラブワールドカップ(W杯)最終日は18日、横浜市の日産スタジアムで決勝と3位決定戦を行い、Jリーグ王者の鹿島(開催国枠)は欧州代表で世界屈指の強豪レアル・マドリード(スペイン)と対戦し、延長戦の末、2-4で敗れ、アジア勢初の大会制覇はならなかった。R・マドリードは2大会ぶり2度目の優勝。  

鹿島が世界を驚かせた。前半9分に失点するも同44分、土居のパスを受けた柴崎が左足で決め、同点に追い付いた。1-1で迎えた後半7分には再び柴崎がドリブルで相手をかわす鮮やかなゴールで勝ち越した。しかし、同15分にロナルドにPKを決められ同点。延長戦に持ち込んだが、延長前半8分、14分にロナルドに連続失点を許した。

Jリーグチャンピオンシップを制してクラブW杯初出場を決めた鹿島は、開幕試合の1回戦でオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)に2-1の逆転勝ちを収め初戦突破。準々決勝は遠藤、金崎の得点でアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)に2-0で勝利し、4強入りした。準決勝では南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)に土居、遠藤、鈴木のゴールで3-0の快勝を収め、アジア勢初の決勝進出を果たすなど快進撃を見せた。

試合後、鹿島の石井監督は「自分たちの戦い方はした。このレベルを落とすことなく、どんどん向上していきたい」と話した。