鹿島の石井正忠監督(49)は30日、天皇杯決勝の川崎F戦(来年1月1日、吹田S)でエースFW金崎をベンチ入りさせる意向を示した。遠征先の大阪府内で練習後、「(金崎)夢生の体調も元日に向けてやってもらっている。90分は無理だと思うけれど、けがではないので、体調とコンディションの部分が上がってくれば」と現況を説明した。
クラブW杯後は体調不良で練習に不参加だった。天皇杯は準々決勝、準決勝の出場を見送ったが、「今日は体を動かしてほしいという要望を出している。最終判断は相談してから」。金崎は茨城・鹿嶋市内で居残り組と調整。今日31日にも大阪でのチーム練習に合流する可能性が出てきた。
リーグ戦10得点はチーム最多。チャンピオンシップ準決勝川崎F戦では決勝ゴールを決めた。クラブW杯を含めた“ポストシーズン”は7戦5発。得点源が復帰すれば、6年ぶり5度目の優勝へ大きな切り札となる。
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