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2017年2月21日火曜日

◆鹿島 初制覇へ闘志 ACL21日開幕(茨城新聞)


堅守速攻、好発進狙う

ボール回しで調整する鹿島の山本と鈴木(右から)=鹿嶋市内

サッカーのアジアクラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は21日、各地で1次リーグ第1戦を行う。2年ぶり出場のE組・鹿島は初制覇を目指し、本拠地のカシマスタジアムで蔚山(うるさん)(韓国)と対戦する。まずは堅い守りと速攻で初戦突破を狙う。キックオフは午後7時。

鹿島は18日に富士ゼロックス・スーパーカップで浦和と対戦し、頂点に立った。中2日の過密日程を乗り切るため、石井監督は「選手のコンディションも考え、メンバーを変更していく」と、浦和戦とは先発を一部入れ替えることを示唆した。

2トップの一角には浦和戦で途中出場し、決勝ゴールを挙げた鈴木が入りそう。プレシーズンマッチから高い決定力を見せ、好調の鈴木は「自分が点を取って勝つ」と、気合が入る。

GKは浦和戦に続き、権純泰が濃厚だ。昨季まで全北(韓国)に所属していたため、相手の特徴も把握。「蔚山は先制すると守りを固めてくるので、先制点を与えないことが大事」と、守護神としての頼もしさを見せる。鹿島は権純泰を中心に手堅く守り、鋭い速攻から得点のチャンスを広げたい。

2年前は初戦を落としたことが響き、1次リーグリーグ敗退に終わった。アジアでの戦いの厳しさを痛感している昌子は「初戦の大事さはみんな分かっている。チームとしての強みを見せていきたい」と団結力を高め、初戦突破を狙う。



   (藤崎徹)

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14876039897209