テネリフェを率いるホセ・ルイス・マルティ監督は、チーム合流に期待が高まるMF柴崎岳について「焦りたくはない」と語り、慎重な姿勢を明かした。クラブ公式サイトが24日に伝えた。
柴崎は今冬加入したテネリフェ合流後、胃の問題などの体調不良によって練習を欠席する状態が続いていたが、前日23日に個人トレーニングを再開した。指揮官や主将のスペイン人FWスソ・サンタナとも話し合いを行い、チーム練習合流も間近だと報じられている。
マルティ監督は、25日に行われるリーガ・エスパニョーラ2部第26節マジョルカ戦の前日記者会見で、柴崎について「少しずつ。焦りたくはない」と慎重に適応させていく意向を明かした。
「チーム練習に適応していかなければいけない。競争がないと時間がかかるからね。チーム全体での練習に参加できるまで様子を見る。彼はいつも通りしっかり取り組んでいるよ。彼は『最も重要なのはチームで、僕が目立つべきではない』と我々に話している」
ただ、前日の報道通りチーム合流は間近のようで、地元メディア『エル・ドーサル』によると、指揮官は同会見で「いつになるかは分からないが、数日後には復帰できるだろう」ともコメントしている。
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