シャルケに所属するDF内田篤人が、今夏に放出される可能性があると、ドイツ誌『ビルト』が報じている。
内田は今シーズン、長く続いていたケガから復帰し、昨年12月にヨーロッパリーグのザルツブルク戦で1年9カ月ぶりとなる公式戦出場を果たした。4月16日に行われたブンデスリーガ第29節のダルムシュタット戦ではベンチに入り、復帰が期待された。しかし、出場機会は得られず、完全復活には至っていない。
シャルケは2016-17シーズン、開幕5連敗を喫するなどスタートダッシュに失敗。直後に7試合連続無敗(5勝2分け)を記録するなど持ち直したが、勢いを継続することはできず、第30節を終えた時点で11位に位置している。欧州のカップ戦出場権を獲得する可能性も消滅したため、メンバー編成が見直されると見られている。
同誌によると、シャルケは適切なオファーを受け取れば、内田を放出する構えがあるという。他にはフランコ・ディ・サントも放出候補で、デニス・アオゴら数人の選手とは契約延長が行われない見込み。また、セアド・コラシナツはアーセナルへの移籍がうわさされていて、今夏にチームを去る可能性が高いようだ。
なお、シャルケと内田の契約期間は2018年6月までとなっている。
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