日本サッカー協会は25日、6月7日の国際親善試合・シリア戦(味スタ)と同13日のW杯アジア最終予選・イラク戦(イラン・テヘラン)に臨む日本代表メンバーを発表した。ブルガリア1部PFCベロエ・スタラ・ザゴラのMF加藤恒平(27)ら4人が初選出される中、C大阪MF清武弘嗣(27)は落選した。
ちょうど代表メンバー発表の15時から舞洲で練習があり、落選の一報は報道陣から伝え聞いた。清武は「まあ、しょうがないです。うん、しょうがないですよね」と冷静に受け止めた。今年2月にセビリア(スペイン)から電撃復帰。最近リーグ4試合はスタメン出場を果たしているが、シーズン開幕前には右太腿(だいたい)裏から臀部にかけての違和感を訴え、4月には左大腿四頭筋損傷で2週間の離脱するなど、なかなかコンディションが整わなかった。
ただ、かつて在籍した大分時代のチームメートの森重や西川も外れたことには「ええーーーっ!!」と声を上げ「大分組は全員、外れたか…。マジか…」と自身の落選よりも驚いた表情を浮かべた。そして「でも代表とはそういう場所。常に人が入れ替わる。僕も外れた経験はたくさんある。メンバーに入れなかったことはアギーレさんの時もあったし、そういう時期はある」と言い聞かせ「切り替えて神戸戦に勝てるようにしたい」と28日のリーグ・神戸戦からの巻き返しを誓った。
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