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2017年5月11日木曜日

◆鹿島、鈴木2発で首位通過!決勝T1回戦で広州恒大と激突/ACL(サンスポ)


前半 先制点を決め、ポーズを決める鹿島・鈴木=県立カシマサッカースタジアム(撮影・中井誠)

 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグE組最終戦(10日、鹿島2-1ムアントン、カシマ)鹿島が接戦を制した。通算成績を4勝2敗の勝ち点12とし、同組1位で決勝トーナメント(16強)に進出した。決勝トーナメント1回戦でG組2位の広州恒大(中国)と激突する。23日に第1戦、30日に第2戦を戦う。

 鹿島は前半18分に先制した。ハーフウェーライン付近右から遠藤が右サイドへスルーパス。ペナルティーエリア手前右に抜け出した鈴木は、飛び出したGKの動きを見定めながら、エリア右にドリブルで持ち込み右足シュート。ボールはGKの股を抜き、ゴール左に転がり込んだ。

 しかし前半終了間際の45分、ペナルティーエリア手前中央でボールを受けたティーラシルが土居を巧みなトラップで交わし、そのまま右足シュート。ゴール左上に豪快に決め、ムアントンが同点に追い付く。

 後半に入り一進一退の攻防が続いたが、15分に鹿島が勝ち越す。右サイドの遠藤のクロスにゴール前中央にいた鈴木が頭で合わせ、ゴール中央に決めた。

 その後はオープンな展開となり、お互いにチャンスを作ったが決めきれず、そのまま試合終了となった。

鹿島・石井監督
「苦しい展開だったが、後半はしっかり走って戦い、勝ち越すことができた。細かい修正点はあるが、1位で突破できたのは喜ばしいこと」

鹿島・遠藤(決勝トーナメント1回戦に向け)
「アウェーとホームで戦い方は違う。そこを意思統一できれば負ける相手じゃない」

ムアントン・スリパン監督
「既に決勝トーナメント進出は決まっていたが、選手たちは100パーセントの力で戦ってくれた。規律の取れたプレーを見せられた」

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170510/jle17051021200016-n1.html