<明治安田生命J1:C大阪1-4仙台>◇第27節◇23日◇金鳥スタ
ベガルタ仙台はベテラン陣の活躍も光り、敵地で大勝した。
FW野沢拓也(36)の大記録も生まれた。順位は12位のまま。
21試合ぶりに先発したGK関憲太郎(31)は好セーブを連発した。20試合に先発していたGKシュミットが前日練習で右足を負傷。久しぶりの出場で、結果を残した。シュートを防ぎながらも、こぼれ球を押し込まれて失点したことを悔やんだ一方で「同じミスをしないことを心がけている。そういう意味では良かった」と話した。
後半途中出場の野沢の今季初得点が、ダメ押し弾となった。3-0の後半45分。FW西村のスルーパスに反応し、右足で突き刺した。チーム最年長は「上位のチームに勝てたのは、チームの成長の証し。これを続けていくのが大事です」とチームの思いを代弁した。これで14年連続ゴール。ジュビロ磐田や名古屋グランパスなどで活躍した藤田俊哉氏(45)、磐田などで活躍した福西崇史氏(41)らに並ぶ、史上4位タイの連続シーズン得点となった。
また、6試合ぶりに先発したMF梁勇基(35)も、DF椎橋のJ1リーグ戦初ゴールをアシストした。
仙台敵地で大勝、野沢が史上4位タイ14年連続得点