鹿島は21日、鹿嶋市内のクラブハウスで柏戦(22日・カシマ)に向けて最終調整。クラブOBで今季から独・ブレーメンでプレーする日本代表FW大迫勇也が20日に続いて2日連続で全体練習に参加し、汗を流した。他クラブの選手ながら参加を許可した大岩剛監督は「大迫本人や所属クラブとのコミュニケーションでクリアになれば、アントラーズファミリーとして当然ウェルカム。チームにとっていい見本になってくれる」と目を細めた。
鹿島の練習着に袖を通した大迫は柏戦を見据えた紅白戦ではメンバーを外れたが、紅白戦前後の練習には参加。気温が34度を観測するなど猛烈な暑さの中、最後は大卒1年目のFW山口一真と2人組で約20分間、サイドからのクロスを合わせるシュート練習を敢行した。前節の磐田戦で途中出場からアシストをマークするなど“ブレイク間近”のFW山口は「普通にうまいです。若手には刺激になる」と充実の表情で語った。
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【鹿島】クラブOB・ブレーメンの日本代表FW大迫勇也が練習参加