明治安田J1第17節は22日、各地で9試合が行われ、暫定13位の鹿島はカシマスタジアムで12位柏と対戦する。キックオフは午後6時半。通算成績は5勝4分け6敗、勝ち点19。
リーグ再開初戦となった18日の磐田戦は3-3の引き分け。攻撃面は最終ラインからパスをつなぎ、スムーズにゴール前へ迫る場面を数多くつくった。中断期間中にトレーニングしたビルドアップや崩しが機能し、土居は「ボールを持ったときのテンポがいい。最近はパスを受ける位置、渡す位置が効果的だと感じる」と手応えを口にした。
中盤でのパス回しが円滑になったことで、FWは下がることなくゴールに近い位置でプレーすることができている。鈴木は「いいタイミングで動き出せるようになった。中央にいる方が相手は嫌がる」とうなずく。
一方で課題となったのは相手クロスへの対応だ。21日の練習ではマークの付き方や位置取りを意識付けし、すぐさま修正を施した。今節はワールドカップ(W杯)ロシア大会から戻った昌子がセンターバックに入ることもあり、守備力は計算できそうだ。
柏は両ウイングの伊東、クリスティアーノを使った速攻が持ち味。永木は「カウンター攻撃はパワーがあるので用心しないといけない」と警戒していた。
遠藤は右かかとの打撲で欠場する。(岡田恭平)
|
J1鹿島、攻撃に手応え 守備はクロス対応課題 22日ホーム柏戦