鹿島アントラーズは15日、FIFAクラブワールドカップ2018の準々決勝で北中米カリブ海代表のグアダラハラ(メキシコ)と対戦し、3-2で逆転勝利を飾った。19日の準決勝では欧州代表のレアル・マドリー(スペイン)と対決。2年ぶりの再戦に海外メディアも注目しているようだ。
鹿島は開催国枠で出場した2016年大会の決勝でレアルと対戦。先制されながらMF柴崎岳(現ヘタフェ)の2ゴールで一時逆転したが、FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)にハットトリックを許し、延長戦の末に2-4で敗れた。
英『ザ・サン』は「日本のチャンピオンがグアダラハラに衝撃を与え、クラブW杯でレアル・マドリーと再戦へ」と報じ、鹿島のリベンジマッチを展望している。
同紙は今大会の鹿島について「Jリーグで最も成功したクラブであり、11月にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を初制覇し、アブダビで開催される今年のクラブW杯へのチケットを確保した」と紹介した。
そして「彼らは2016年に決勝進出を果たしており、この大会で見知らぬ存在ではない」とし、「日本のチームはレアル・マドリーと対戦し、クリスティアーノ・ロナウドのハットトリックによって延長戦の末に2-4で敗れた」と前回対戦を振り返っている。
2016年大会で鹿島の前に立ちはだかったC・ロナウドだが、レアル通算450得点を記録した大エースは今夏にユベントスへ移籍。同紙は「鹿島は今年の準決勝でロナウドなきスペインの巨人に、リベンジのチャンスを得ることになるだろう」と期待を寄せた。
◆レアルとの再戦へ…英紙が鹿島のリベンジに期待「今年は彼がいない」(ゲキサカ)