◆クラブW杯▽準決勝 鹿島1―3Rマドリード(19日、ザイード・スポーツシティスタジアム)
鹿島はRマドリードに完敗で、クラブW杯優勝の夢が絶たれた。前半調子上がらなかったレアルに対し前半44分にFWベイルに個人技で先制点を許し、後半立ち上がり早々にはミスから2失点でハットトリックを決められた。後半33分にはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でMF土居の得点が認められ1点を返したが、及ばなかった。鹿島は大会3位を目指し、南米王者のリバープレートと対戦する。
レアルは前半25分ころまでは動きが重たかったが、徐々にエンジンがかかりはじめ、鹿島の隙やミスを突いて得点を奪われた。日本代表DF昌子は、試合後のインタビューで試合開始早々2分のCKで自身がニアに飛び込んだが、あと少しでヘディングが合わず先制機を逃したことなどを振り返り「(開始早々のレアルは)すごいゆるいなと感じました。最初1本目のセットプレーで惜しいのが1つあり、その後もいいシーンがありましたけれど、本当に一瞬の隙というか、単純なワンツーで(やられて)時間帯も良くなかったし、本当に悔しい」と話していた。
2年前に決勝で対戦した時との違いなどを問われると「力の差っていうのは感じましたし、本当に基本的なことが1人1人うまいと思う。それを埋めるっていうのは相当な努力が必要って改めて思いました」と世界のトップレベルを肌で感じた感想を口にしていた。
◆【鹿島】昌子「本当に悔しい」レアルは「基本的なことがうまい。埋めるには相当な努力が必要」(報知)