鹿島アントラーズDF内田篤人について、スイス放送局『SRF』が特集を組んでいる。
アジア王者としてクラブ・ワールドカップに臨んでいる鹿島。準々決勝ではグアダラハラ相手に3-2の逆転勝利を収め、2年前の決勝で敗れた欧州王者レアル・マドリーとの準決勝に挑むこととなった。
この大一番を前に、『SRF』は内田を特集。7年間在籍したシャルケ時代を回顧している。
「『シャルケはいつだって僕の人生の一部』。アツト・ウチダの言葉は、シャルケファンの心に刻まれていることは間違いない。あれから15カ月が経った」
「あれは観客のアイドルが“ロイヤル・ブルース”に受け入れられた日だった。シャルケとの7年間、日本人はファンの胸の中でプレーしていた」
そして鹿島への復帰に言及しつつ、レアル戦ではチャンスがあると分析している。
「ユニオン・ベルリンを経て、SBは故郷へ戻った。鹿島では2007年~2009年にかけてJリーグ3連覇を達成している」
「クラブW杯のタイトルは、鹿島がまだ獲得していないものだ。2016年の決勝では、延長戦の末2-4で敗れた。そして今、日本のチームには準決勝でリベンジするチャンスが訪れた。2016年にハットトリックを達成したクリスティアーノ・ロナウドはもういない」
古巣へと戻ってきた30歳のDFは、欧州王者を完封して悲願のタイトル獲得へ導けるだろうか。
◆大注目の鹿島vsレアル、内田篤人をスイス放送局が特集「今もシャルケファンの胸の中に…」(GOAL)