鹿島アントラーズは9日、徳島ヴォルティスに期限付き移籍していたDFブエノが契約期間満了に伴い、2019シーズンより復帰すると発表した。
ブラジル出身のブエノは現在23歳。高校時代に千葉国際高校(現:翔凜高校)でプレーし、14年夏に清水エスパルスに加入。その後ヴィッセル神戸へのレンタルを経て、16年に鹿島アントラーズへ完全移籍で加入した。しかし、層の厚い鹿島において満足な出場機会を得ることができず、今季は徳島へ期限付き移籍。明治安田生命J2リーグで15試合に出場し、1得点を記録していた。
復帰にあたりブエノは「このたび、鹿島アントラーズに戻ることが出来てうれしい気持ちでいっぱいです。また鹿島の友達に会えるのを楽しみにしています。クラブのために自分のベストを尽くして、クラブにとっても自分にとっても素晴らしい1年に出来るように頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメントしている。
また、徳島を通じては「皆さん、1年間ありがとうございました。徳島で友達がたくさん出来ましたし自分にとって本当に幸せな1年間でした。ただ、1年間自分のベストを尽くしてクラブのために戦いましたが、目標であったJ1昇格を達成出来ずとても悔しかったです。これから、どこにいても徳島ヴォルティスのことを応援しています。ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。
鹿島は今冬に最終ラインの主軸であった昌子源がフランス1部のトゥールーズへ移籍。ベテランの小笠原満男が現役を引退するなど、チームは改革期を迎えている。
◆鹿島がDFブエノの復帰を発表…今季はJ2徳島で15試合に出場(GOAL)