日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか?【電子書籍】[ 熊崎 敬 ]
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の公認教育プログラムにも認定されている「スポーツ義足体験授業」が15日、茨城県鹿嶋市の平井小学校で行われ、5年生約50人が競技用義足での歩行に挑戦した。サッカー元日本代表で地元のJ1鹿島で活躍した中田浩二氏もゲスト参加し、障害者スポーツやバリアフリーへの理解を深めた。
講師役は陸上短距離で東京パラリンピック出場を目指す山下千絵さんが務めた。義足の着脱や、走り方のお手本を披露。続いて児童が順番に体験用の義足をつけてマットの上を歩くと「難しい」「不思議な感じ」と驚きの声が上がった。青塚優斗君は「日常生活も大変だろうな」と義足使用者の苦労を思いやった。
組織委スポンサーの住宅設備大手LIXIL(リクシル)が17年から各地で主催。障害者を身近に感じることで、多様性への理解を深めてもらおうとの狙いがある。義足歩行に挑戦した中田さんは「体験しないと分からないこともあるし、知ることで考えられることも増えてくる。素晴らしい機会」と話した。
◆小学校で「スポーツ義足体験授業」 ゲスト参加の中田浩二氏「素晴らしい機会」(サンスポ)