日本サッカーに捧げた両足 真実のJリーグ創世記 [ 木之本興三 ]
ブレーメンFW大迫勇也は、やはりコパ・アメリカへは参加しないようだ。指揮官が改めて否定している。ブレーメン情報サイト『DEICH STUBE』が伝えている。
今季からブレーメンに加入し、ここまで公式戦22試合で5ゴールを記録している大迫。フロリアン・コーフェルト監督は28歳FWに全幅の信頼を置き、前線の様々なポジションで起用してきた。しかし、1月に行われたアジアカップ2019の後、負傷を抱えてきたことに対して、日本サッカー協会(JFA)に不満を爆発させていた。
その後、ブレーメンは6月に行われるコパ・アメリカへ大迫を送り出すことに反対し、選手とも話し合った結果、招集を拒否することで合意したことを示唆している。
しかし、まだブレーメンとJFAの間には緊張関係が続いているのかもしれない。
『DEICH STUBE』は、「オオサコ、ブレーメン、JFA。この危険なトライアングルの中にはまだ荒天が続いている」と報道。大迫はコパ・アメリカへは参加しないものの、大会前の6月5日と9日に行われるキリンチャレンジカップには招集されると伝えており、そのJFAの決定にコーフェルト監督が驚いて唇を噛んでいるとしている。そして「ユウヤが3週間半~4週間の休暇を取るかどうかは重要ではない。だが、コパ・アメリカに参加しないことは明らかだ」というコメントを伝えている。
同メディアは、ブレーメンは5月22日からオフシーズンに入るが、日本代表での活動は6月9日まで続くとしている。指揮官は「それが(クラブ指揮官として)代表選手とやるということだ。ユウヤが日本の年間最優秀選手だということを忘れてはならない」と語ったようだ。
指揮官が語ったように、大迫がコパ・アメリカへ参加しないことは確実のようだ。しかし、ブレーメンとJFAの間には緊張関係が続いているのかもしれない。
◆大迫勇也をめぐりブレーメンとJFAに再び緊張関係?地元サイト「まだ荒天が続いている」(GOAL)