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2019年8月7日水曜日

◆試合日の渋滞緩和へ対策協設立 カシマサッカースタジアム周辺 来夏にも社会実験(茨城新聞)






ゼミナール現代日本のスポーツビジネス戦略 [ 上西康文 ]


サッカーJ1の鹿島アントラーズの試合日に発生する県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)から東関東自動車道の潮来インターチェンジ(IC、潮来市)までの渋滞緩和に向け、「カシマサッカースタジアム周辺渋滞対策協議会」が5日設立され、第1回協議会が同日、水戸市三の丸の県三の丸庁舎で開かれた。バス専用レーン設置などの社会実験に取り組む。

協議会は、筑波大と茨城大、鹿島アントラーズFC、県バス協会、鹿嶋市、潮来市、国交省、東日本高速道路、県警、県の関係者12人で構成。冒頭で県土木部の伊藤高部長は「大規模な規制を伴う渋滞対策は例にないので、しっかり議論していきたい」とあいさつ。会長には筑波大の大沢義明教授が選出された。

協議会では、同スタジアムから同ICまでの国道51号バイパス約8・4キロでは試合日に激しい渋滞が発生していることが報告された。特に、昨年11月に約3万5千人が来場したアジア・チャンピオンズリーグ決勝では、最大で通常時の4倍となる70分程度かかったことなどを報告した。

社会実験については、利用者が多い東京方面からのバスの専用レーン、または優先レーンの設置などについて検討。来年6月をめどに、2回実施する方向で進めていく。(藤崎徹)


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