ブレーメンのおんがくたい
日本代表の森保一監督が、絶対的エースの大迫勇也を選外とした理由を語った。
日本サッカー協会は6日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦、国際親善試合ベネズエラ戦の2試合に臨む日本代表メンバーを、それぞれ分けて発表した。どちらのメンバーにも大迫の名前はなく、先月に行われたW杯2次予選に続き、代表からは外れることとなった。
すでに大迫は9月に負った負傷から回復し、直近のフライブルク戦では先発出場を飾っている。それでも、指揮官は所属クラブであるブレーメンと相談の上、招集は取りやめたようだ。
「彼の直近の試合は映像で確認し、チームに確認して状態を把握しました。招集は可能だったかもしれないが、よりコンディションの良い選手をと言うことで今回は見送らせていただいた」
また、大迫の代わりと目されているのがFW登録の永井謙佑、鈴木武蔵。一方で、先月にFW登録だった鎌田大地、浅野拓磨は今回MFでの登録となっている。森保監督は「よく見られてますね」と笑顔を見せつつ、その理由を説明した。
「前回、浅野、鎌田はFWだったが実際出場してもらったのとき、浅野はSH、鎌田はトップだけでなくトップ下でもプレーしてもらった。彼らは攻撃もできれば中盤もできる。バランスを見てポジションの部分では中盤に記載した。FWでも永井、鈴木はFWだけやって来たわけではありませんし、中盤の攻撃的なポジションもできる。ここではFWやMFのくくりになっているが、どちらでもあり得る」