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今年1月1日の天皇杯決勝を戦った鹿島アントラーズは、わずか7日後の同8日に新チームの練習をスタート。今月28日にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフを戦わなければいけない関係もあり、オフ期間が異例の短さになっていた。
これに対し、1月2日にクラブOBでもある日本代表MF柴崎岳がツイッター(@GakuShibasaki_)に「何が原因か分からないが、休む事への意識が欠けている」「確か契約書に選手は最低2週間オフシーズンを過ごす権利があると書かれていた様な…」などと投稿。この問題提起もあり、大きな議論を呼んでいた。
そこで23日にYouTubeのJリーグ公式チャンネルに公開された情報番組「JリーグTV」において、原博実Jリーグ副理事長がこの問題についての見解を述べている。
原氏はまずACLのプレーオフ時期が早まったことに原因があると主張。「今回は仕方がなかった」としたものの、問題の一因となっている天皇杯の決勝の1月1日開催について、「見直すべきなんじゃないか」と説明した。
そのうえで原氏は「ちょうど変えるタイミングかなと思う」と強調する。現在の日本のカレンダーでは、Jリーグが閉幕したあとに、FIFAクラブワールドカップを開催。その時期の開催を外すと、天皇杯をどうしてもクラブワールドカップ後に入れざるを得ない状況になっている。
しかしクラブワールドカップの12月開催は2020年で終了する。21年からは6月に移動し、4年に一度の開催になることが決まっている。
これにより、天皇杯決勝の前倒し開催が可能になるという。「天皇杯はJFA(日本サッカー協会)マター。コンテンツの魅力は1月1日だと感じている」と、JFAへの配慮も語った原氏だが、「天皇杯は歴史と伝統がある、風物詩なんですよという人もいるけど、理想はJリーグが12月上旬に終わって、12月中旬に天皇杯を終えること」「休めるときに休まないと次の年に影響してしまう」と選手主導の改革を期待した。
◆現役日本代表も問題提起した鹿島の休み不足問題…原博実氏「今回は仕方がなかった」(ゲキサカ)