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国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、3月のインターナショナルウィーク延期を検討しているようだ。
現在、中国を中心に猛威を振るう新型コロナウィルス。その脅威は世界中に広がり、世界保健機構(WHO)が警戒レベルを上げる重大な事態に陥っている。これを受け、日本では公式戦の延期が発表され、イタリアでは無観客で試合が開催されるなど、フットボール界にも大きな影響を与えている。
さらに、3月最終週に予定されているインターナショナルウィークにまで影響が及ぶと考えられている。国際親善試合だけではなく、今夏に開催されるEURO2020のプレーオフやワールドカップ予選が行われる中、インファンティーノ会長は28日に延期の可能性を示した。
「現段階ですべての可能性を除外することはできない。人々の健康はいかなるフットボールの試合よりも重要だ。健康に勝るものはないから、我々はこの状況を見極める必要があるし、(新型コロナウィルス蔓延が)少なくなることを願っている」
「感染者数は今現在、増え続けている。終息するまで試合を延期もしくは無観客で行わなければならないのなら、そのようにせざるを得ない」
一方で、6月のEURO2020や7月の東京オリンピック開催については「EUROは6月に開催できると思う。それまでに、多くの試合が予定されていて、多くの人が行き来する。現状を見守るとともに、政府や機関の判断に耳を傾ける必要がある」と話し、夏のイベント開催までの終息を願った。
「個人的には心配していないし、パニックになる必要もない。もちろん、甘く見てはいけないし、影響がないとも言えないが、過剰に反応することなく、関係機関の指示に従いたい。オリンピックも予定通りに開催され、日本に行けるだろう」
◇新型コロナウィルスの影響で3月代表ウィーク延期?FIFA会長「試合より健康が大事」(GOAL)