今上天皇の祈りに学ぶ [ たけもとのぶひろ ]
明治安田生命J1第16節 鹿島2―1清水 ( 2020年9月12日 アイスタ )
鹿島が敵地で3年ぶりのリーグ5連勝を達成した。ザーゴ監督は「特に前半は素晴らしく、試合を完全に支配していた」と結果と内容の両方を評価した。
前半29分、DF杉岡が敵陣深くでボールを奪うと、MFファン・アラーノ、MFレオ・シルバとつないで最後はFWエヴェラウドがネットを揺らした。その3分後にはまたしても敵陣でのボール奪取からFW土居が追加点を奪った。
これまでのリアクションサッカーから大転換し、ポゼッションサッカーを目指す指揮官は「どの分野でもそうだが、新しいことを始める時には浸透に時間がかかる」と話す。一時は最下位に沈みながらも目指すスタイルは変えず、結果が伴い始めると自信を得たチームが開花するのは早かった。エヴェラウドは「ポジションが近い選手とはアイコンタクトで意思疎通できる」と充実ぶりを明かす。
チームはACL出場圏内がうかがえる暫定5位に浮上。折り返しを迎えるJリーグだが、鹿島が後半戦の主役となる可能性も高そうだ。
◆鹿島2発!エヴェだ!土居だ!5連勝で折り返し 指揮官「試合を完全支配」(スポニチ)