Asia Soccer アジアサッカー特集号
鹿島アントラーズのザーゴ監督が8日、オンライン取材に応じ、約3年ぶりの4連勝がかかったベガルタ仙台戦(9日、カシマ)に向けて「相手の長所を消すのも大事だけど、自分たちがここ数試合でできていることを、いかにやり続けるかがポイント」と継続を要求した。
8月26日のFC東京戦、同29日の柏レイソル戦、9月5日の名古屋グランパス戦と現在3連勝中。直近の名古屋戦では、先制して試合を優位に進める理想的な展開で勝利をつかんだ。
ザーゴ監督は「相手にゴールの遠くでプレーさせたり、高い位置からプレッシャーをかけてボール奪取ができるようになった。相手ペナルティーエリア付近でのパス交換、動きだし、シュートを求めていたが、それを自然体に表現できるようになった」と、攻守両面でのチームの成長を高く評価。今季は最下位からのスタートだったが、内容と結果を手にし、現在9位まで順位を上げている。
仙台戦に勝利した場合、他会場の結果次第では4位まで浮上できる。川崎フロンターレの独走状態を考えるとタイトルは難しいが、指揮官は「最低限ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)出場枠(3位以内)をとらないといけない」と自らに言い聞かせた。
◆3年ぶり4連勝へ鹿島監督「できていること継続を」(ニッカン)