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2021年4月25日日曜日

◆「引退する時すごく泣いてくれて…」 内田篤人氏、ブラジル人指揮官の解任に悲痛(FOOTBALLZONE)






「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」で鹿島の監督交代劇に言及


 元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の中で古巣・鹿島アントラーズの監督交代に触れ、前任者のザーゴ元監督の解任への思いを述べた。

 鹿島は今月14日、昨季から指揮を執っていたブラジル人のザーゴ前監督を、成績不振により解任。「今シーズンの成績を総合的に判断したうえでザーゴ監督との契約を解除することとなりました」と声明を出し、後任に相馬直樹コーチを内部昇格させ、シーズンを戦う決断に至った。

 鹿島OBの内田氏は、自身がMCを務める「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME #28」でこの件に言及。「鹿島の選手って真面目な選手が多いので、責任感を感じていると思います」と古巣の状況を推察したうえで、「ここからもうひと踏ん張りグイグイと上がってこなきゃいけないチーム。相馬さんはアントラーズでプレーされていた方なので、アントラーズイズムというか、そういうところは皆に植え付けてもっと強くなってくれると思います」と期待を込めた。

 一方で、解任されたザーゴ氏への思いも明かしている。昨年8月に鹿島で現役引退した内田氏にとって、現役キャリア最後に指導を受けた人物。「ザーゴ、寂しいなぁ、最後の監督だったから」と率直な思いを述べた後、人柄にも好感を持っていたようで「ブラジルでお母さんだか亡くなっちゃって、でも日本で仕事するってやってくれるし、俺半年しかやってないのに引退する時すごく泣いてくれたしね。すごく好きだったんだけど、勝負の世界は厳しいですね」と残念がった。

 ザーゴ氏の今後について内田氏は「ブラジル行っても監督やるでしょうね。引っ張りだこだと思うよ、ザーゴは。ブラジルでの活躍を期待しております。ありがとうございました」と、健闘を祈っていた。




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