【欧州・海外サッカーニュース】STVVのペーター・マース監督がFW鈴木優磨の移籍を明言した。
鈴木優磨の今夏の移籍は決定事項となっているようだ。シント=トロイデン(STVV)のペーター・マース監督が明言した。
2019年夏に鹿島アントラーズから加わった鈴木は今季ベルギーのジュピラー・プロ・リーグで今シーズン17ゴールを記録し、クラブの年間MVPも受賞。先日、地元メディアで「夢見ているのは最高レベルでプレーすることです。チャンピオンズリーグでプレーすることと、ヨーロッパの主要な大会、できればセリエAで多くの得点を挙げることですね」とステップアップの希望を口にしている。
そして、移籍がさらに現実味を帯びることに。マース監督が地元の放送局『TV Limburg』に対し、エースの去就について「ユウマ・スズキはクラブを去ることになる。これはすでに決定している」と明言。さらに「彼はベルギーを離れて、ほかのコンペティションを経験することを望んでいるんだ」とベルギー以外でのプレーを求めていると明かした。
同監督は鈴木が次に挑戦する可能性のリーグについては具体的に話さず。ただ、アタッカーと同じくSTVVに移籍希望を伝えたというDFリベラト・カカーチェの去就に触れた際には「彼にも(他からの)関心がある」と他クラブが2人に対し興味を抱いていることを示唆した。
今月26日に25歳の誕生日を迎える鈴木だが、来シーズンは果たしてどこでプレーするのだろうか、引き続き注目したいところだ。
◆鈴木優磨のステップアップは決定事項…シント=トロイデン指揮官がエースの退団を明言(GOAL)